Hiện Furigana
あす未明~2日 東海や関東など太平洋側中心 大雨に警戒を
2021-06-30 10:04:20

梅雨前線が北上し、活動が活発になる影響で1日未明から2日にかけて、東海や関東など太平洋側を中心に非常に激しい雨が降って大雨になるおそれがあります。梅雨前線が停滞するため総雨量が多くなるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、本州の南にある梅雨前線の影響で沖縄県には発達した雨雲がかかり、久米島では午後5時すぎまでの1時間に75.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
沖縄県では土砂災害の危険性が高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
このあと前線はしだいに北上し、暖かく湿った空気の流れ込みも強まる見込みで、1日の未明から2日にかけて、九州南部や東海、関東甲信など太平洋側を中心に雨が強まり、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
1日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽東海と和歌山県で200ミリ、
▽伊豆諸島で180ミリ、
▽関東甲信で150ミリ、
▽九州南部と奄美で120ミリと予想されています。
前線は本州付近に停滞を続けるため2日夕方までの24時間には
▽東海で200ミリから300ミリ、
▽伊豆諸島で100ミリから200ミリ、
▽関東甲信で100ミリから150ミリの雨が降ると予想され、
大雨になるおそれがあります。
その後も、雨量はさらに増えるおそれもあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。
大雨リスク高い時期 どこに逃げるか確認を
今は梅雨前線の活動が特に活発になり、大雨による災害リスクが高まる「梅雨末期」とも言われる時期になっています。
新型コロナウイルスの感染確認も続き、避難場所への移動をためらう人もいるかと思います。
ハザードマップを確認した上で避難場所以外でも安全に過ごせる場所があれば危険が迫る前に移動できるよう、備えを進めてください。
新型コロナウイルスの感染確認も続き、避難場所への移動をためらう人もいるかと思います。
ハザードマップを確認した上で避難場所以外でも安全に過ごせる場所があれば危険が迫る前に移動できるよう、備えを進めてください。
ソース:NHK ニュース