「セアカゴケグモ」はオーストラリアにいるクモで、日本では1995年に大阪で初めて見つかりました。このクモの雌は背中に赤い模様があって、毒を持っています。雌にかまれると、とても痛くてめまいがすることがあります。
今月11日、滋賀県野洲市にある「さくら墓園」に来た人がセアカゴケグモを見つけました。市の職員がさくら墓園の中を調べると、300匹のセアカゴケグモとたくさんの卵が見つかったため、殺しました。
市の職員は「近くにまだクモがいるかもしれません。クモを見つけたら手で捕まえたり、触ったりしないで、市に連絡してください」と話していました。