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藤井七段 里見女流四冠と公式戦で初対局 勝利
2018-08-24 04:33:23

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段が24日、女流のトップ棋士、里見香奈女流四冠と公式戦で初めて対局し、互いに持ち時間を使いきる戦いを制して勝ちました。
藤井聡太七段(16)は24日、大阪の関西将棋会館で行われた八大タイトルの1つ「棋聖戦」の予選に臨み、里見香奈女流四冠(26)と対局しました。
「出雲のイナズマ」の愛称で知られる里見さんは、6つある女流タイトルのうち4つを保持し、今月8日までの対局で男性棋士に3連勝して過去の女流棋士の記録に並ぶなど、女流のトップ棋士として活躍しています。
藤井さんはプロ入り前に里見さんと1回対局して勝っていますが、公式戦で女流棋士と対局するのは今回が初めてです。
対局は持ち時間が1時間ずつの早指しで、里見さんが飛車を中央に据える得意の「中飛車」の戦法をとったのに対し、藤井さんは2枚の銀を盤の中央に寄せて対抗しました。
互いに持ち時間を使いきる中、藤井さんが冷静に攻めをつないで、午後0時21分、82手までで勝ちました。
「出雲のイナズマ」の愛称で知られる里見さんは、6つある女流タイトルのうち4つを保持し、今月8日までの対局で男性棋士に3連勝して過去の女流棋士の記録に並ぶなど、女流のトップ棋士として活躍しています。
藤井さんはプロ入り前に里見さんと1回対局して勝っていますが、公式戦で女流棋士と対局するのは今回が初めてです。
対局は持ち時間が1時間ずつの早指しで、里見さんが飛車を中央に据える得意の「中飛車」の戦法をとったのに対し、藤井さんは2枚の銀を盤の中央に寄せて対抗しました。
互いに持ち時間を使いきる中、藤井さんが冷静に攻めをつないで、午後0時21分、82手までで勝ちました。
藤井七段「嫌な手続けられ 手ごわかった」
対局を終えた藤井七段は「警戒して序盤で持ち時間を使いすぎてしまいました。少し心配気味かと思っていましたが、立て直すことができたかなと思います」と振り返りました。
また、里見香奈女流四冠と対局した印象については「里見さんは指し慣れているのが伝わってきました。こちらがよくなっても、嫌な手を続けられ、手ごわかったです」と話していました。
また、里見香奈女流四冠と対局した印象については「里見さんは指し慣れているのが伝わってきました。こちらがよくなっても、嫌な手を続けられ、手ごわかったです」と話していました。
里見女流四冠「中盤、終盤で間違えたのが悔やまれる」
一方、里見女流四冠は「先手を生かした序盤戦はできたと思いますが、中盤、終盤で間違えたのが少し悔やまれます。藤井さんはあっという間に上に駆け上がられて、なかなか対局できない方だと思っていたので、対局を楽しみにしていました」と話していました。
ソース:NHK ニュース