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田口八重子さん拉致から40年 長男が被害者の確実な帰国訴え
2018-09-01 08:40:42

北朝鮮に拉致されてからことしで40年が経過した田口八重子さんの長男が、さいたま市で開かれた集会で「拉致問題は命の問題であり、中途半端な妥協があってはならない」と訴え、拉致被害者の確実な帰国を求めました。
田口八重子さんは40年前の昭和53年6月下旬、当時1歳だった長男の飯塚耕一郎さん(41)と3歳の長女を残したまま北朝鮮に拉致されました。
耕一郎さんは集会で「私が1歳のときに拉致され、40年の月日が流れてしまいました。1秒でも1分でも1時間でも、家族が家族としての時間を取り戻すことがいちばん重要です」と心情を語りました。
そして、米朝首脳会談後、問題の進展が見えないものの焦るべきではないと述べ、「われわれの家族を一刻も早く帰国させるという北朝鮮の意思を明確に確認したうえで日朝首脳会談を行ってほしいです。拉致問題は外交問題ではなく命の問題で、中途半端な妥協があってはなりません。命を取り戻すということを強く理解いただきたいです」と被害者の確実な帰国を求めました。
集会のあと、耕一郎さんは「北朝鮮にいる被害者も相当高齢化していて、目に見えない分、想像すると胸が苦しいです。キム委員長にはこれ以上、この問題を長引かせると日本国内の怒りを買うことを理解して、被害者を返す決断をしてもらいたい」と話しました。
耕一郎さんは集会で「私が1歳のときに拉致され、40年の月日が流れてしまいました。1秒でも1分でも1時間でも、家族が家族としての時間を取り戻すことがいちばん重要です」と心情を語りました。
そして、米朝首脳会談後、問題の進展が見えないものの焦るべきではないと述べ、「われわれの家族を一刻も早く帰国させるという北朝鮮の意思を明確に確認したうえで日朝首脳会談を行ってほしいです。拉致問題は外交問題ではなく命の問題で、中途半端な妥協があってはなりません。命を取り戻すということを強く理解いただきたいです」と被害者の確実な帰国を求めました。
集会のあと、耕一郎さんは「北朝鮮にいる被害者も相当高齢化していて、目に見えない分、想像すると胸が苦しいです。キム委員長にはこれ以上、この問題を長引かせると日本国内の怒りを買うことを理解して、被害者を返す決断をしてもらいたい」と話しました。
ソース:NHK ニュース