Hiện Furigana
夏休み明け 1人で悩まずSNSなどで相談を
2018-09-01 19:42:53

夏休みが終わる時期、学校生活への不安を抱える子どもが自殺する痛ましい出来事が毎年のように起きています。NPOなどの相談機関ではこの時期悩みを抱えた子どもたちが相談しやすいようにと、SNSやネットのチャット機能を使った対応が続いています。
全国に70か所の拠点を持ち20年前から子どもたちの相談に応じている「チャイルドライン」ではチャット機能を使った相談を先月29日から毎日、実施していて、ホームページにある専用のアイコンをクリックすると、ボランティアと1対1でメッセージのやり取りができます。
「電話で相談する勇気が出ない」とか「家にいるので相談する声を聞かれたくない」といった子どもからチャットでの相談があり、「宿題が終わらず両親の期待に応えられなくてつらい」とか「学校での人間関係が嫌で行く気になれない」などと訴えているということです。
チャットによる相談は4日まで、午後4時から午後9時の間実施しています。
また全国のおよそ50か所に専用ダイヤルを設置している「いのちの電話」でも、2日の午後4時から午後10時までメールやチャットでの相談を受け付けています。
2つの機関とも電話での相談も受け付けていて「チャイルドライン」は0120-99-7777、9月4日までは午後2時から午後11時まで、5日からは毎日午後4時から午後9時までです。
「いのちの電話」は0570-783-556、IP電話からは03-6634-2556、毎日、午前10時から午後10時までです。
「電話で相談する勇気が出ない」とか「家にいるので相談する声を聞かれたくない」といった子どもからチャットでの相談があり、「宿題が終わらず両親の期待に応えられなくてつらい」とか「学校での人間関係が嫌で行く気になれない」などと訴えているということです。
チャットによる相談は4日まで、午後4時から午後9時の間実施しています。
また全国のおよそ50か所に専用ダイヤルを設置している「いのちの電話」でも、2日の午後4時から午後10時までメールやチャットでの相談を受け付けています。
2つの機関とも電話での相談も受け付けていて「チャイルドライン」は0120-99-7777、9月4日までは午後2時から午後11時まで、5日からは毎日午後4時から午後9時までです。
「いのちの電話」は0570-783-556、IP電話からは03-6634-2556、毎日、午前10時から午後10時までです。
SNS上に多数の投稿
SNS上にも「学校に行くのがつらい」という投稿が多くあがっています。
「学校行く覚悟がない、行けなきゃいけないのはなんでだろう」とか「体力も持たないし、病むぐらいなら行きたくない。行かなきゃ単位落とす。こんな世の中嫌だ」といったものがあります。
こうしたツイートに対して「その気持ちわかる、単位が取れないから仕方なくいく、すごくつらい」などと同じ気持ちだという人たちから、リツイートが寄せられています。
周りの大人に向けて「子どもが学校行きたくないっていう時はもうギリギリまで来てる、保護者の皆さん初めてそう言われた時は、100回目だと考えてください」といった投稿があったり、悩む子どもたちに向けて「いまが苦しいなら、少し逃げてもいいじゃないですか。10代という貴重な時間を大事に、有意義に使ってください」といった投稿が上がってたりしています。
「学校行く覚悟がない、行けなきゃいけないのはなんでだろう」とか「体力も持たないし、病むぐらいなら行きたくない。行かなきゃ単位落とす。こんな世の中嫌だ」といったものがあります。
こうしたツイートに対して「その気持ちわかる、単位が取れないから仕方なくいく、すごくつらい」などと同じ気持ちだという人たちから、リツイートが寄せられています。
周りの大人に向けて「子どもが学校行きたくないっていう時はもうギリギリまで来てる、保護者の皆さん初めてそう言われた時は、100回目だと考えてください」といった投稿があったり、悩む子どもたちに向けて「いまが苦しいなら、少し逃げてもいいじゃないですか。10代という貴重な時間を大事に、有意義に使ってください」といった投稿が上がってたりしています。
家族や友人を心配させたくない…相談機関に連絡を
「チャイルドライン支援センター」の代表理事、松江比佐子さんは「『学校が始まるのに宿題が終わらず両親の期待に応えられなくてつらい』とか『学校での人間関係が嫌で、休み中はそれを忘れられた。学校に行く気になれない』という声が増えています」としています。
そのうえで、「悩み事があっても家族や友人に心配をかけたくないために相談できないということも多いと思います。そんなときには相談機関を利用してほしい。私たちは連絡を待っています」と話していました。
そのうえで、「悩み事があっても家族や友人に心配をかけたくないために相談できないということも多いと思います。そんなときには相談機関を利用してほしい。私たちは連絡を待っています」と話していました。
子どもがこんな様子なら注意が必要
川崎市でフリースクールを運営するNPO法人の理事長で、30年以上不登校の子どもの相談に当たってきた西野博之さんは、周りの大人が注意してほしい子どもの様子について、
▼「学校に行きたくない」「学校が嫌だ」などと話す。
▼頭痛や腹痛、思うように体が動かないなど体の不調を訴える。
▼何度もせきばらいしたり、まばたきしたりする。
▼長時間にわたって繰り返し手を洗ったり、長い時間、風呂に入ったりする。
▼急に落ち込んだり、逆に、急に明るくなったりするといった点を挙げています。
「こうした変化が見られるときは、子どもの支援に当たる団体などに相談し、心と体を休めることが大切だ」と、西野さんは指摘しています。
▼「学校に行きたくない」「学校が嫌だ」などと話す。
▼頭痛や腹痛、思うように体が動かないなど体の不調を訴える。
▼何度もせきばらいしたり、まばたきしたりする。
▼長時間にわたって繰り返し手を洗ったり、長い時間、風呂に入ったりする。
▼急に落ち込んだり、逆に、急に明るくなったりするといった点を挙げています。
「こうした変化が見られるときは、子どもの支援に当たる団体などに相談し、心と体を休めることが大切だ」と、西野さんは指摘しています。
ソース:NHK ニュース