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40ねん以上いじょうボランティアの男性だんせい 北海道ほっかいどう むかわまち炊き出たきだ

2018-09-08 06:28:22

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震度しんどろくきょうれを観測かんそくした北海道ほっかいどうむかわまちでは、40ねん以上いじょうにわたって被災ひさい料理りょうりをふるまうボランティアをしてきたという男性だんせいが、地震じしん発生はっせい当日とうじつから避難ひなんしょ炊き出たきだしをおこない、被災ひさいしたひとたちをささえています。
むかわまち避難ひなんしょでボランティアとして活動かつどうしているのは、清水しみずまち山口やまぐち幸雄ゆきおさん(72)です。

山口やまぐちさん北海道ほっかいどう南西なんせいおき地震じしん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいなど全国ぜんこく被災ひさいおとずれ、40ねん以上いじょうにわたって料理りょうりをふるまうボランティアをつづけてきたということです。

山口やまぐちさん地震じしん発生はっせい当日とうじつにむかわまちはいり、そのよるから役場やくばとなりみちえきもうけられた避難ひなんしょで、仲間なかま炊き出たきだしをおこなっています。

山口やまぐちさん毎食まいしょくちがメニューをふるまうことをモットーにしていて、ななにちよるはカレーを、はちにちひる野菜やさいたっぷりはいったきうどんをつくりました。

料理りょうりができあがるとながれつができ、準備じゅんびしたおよそ300しょくは30ふんらずでなくなりました。

避難ひなんしょ寝泊ねとまりしている女性じょせいは「毎食まいしょくちがメニューを用意よういしてくれてうれしいです。自宅じたくかたづけなど大変たいへんですが、はげみになります」とはなしていました。

山口やまぐちさんは「みなさんにっこりした笑顔えがおたいだけです。よろこんでもらえてうれしいです。『避難ひなんしたひとたちの生活せいかつ大丈夫だいじょうぶだ』とおもえるまで活動かつどうつづけたいです」とはなしていました。

車内しゃない寝泊ねとまりしながら活動かつどう

山口やまぐち幸雄ゆきおさん(72)は40ねんまえ昭和しょうわ53ねんにボランティアをはじめたということです。

山口やまぐちさん当初とうしょ会社かいしゃつとをしながら、災害さいがい発生はっせいするたびに休暇きゅうかをとって被災ひさいにかけつけ、北海道ほっかいどう南西なんせいおき地震じしん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいそして先月せんげつには、西日本にしにほん豪雨ごうう被災ひさい岡山おかやまけん倉敷くらしき真備まびまち炊き出たきだしをおこないました。

山口やまぐちさんのワゴンしゃには、炊き出たきだしに使つか調理ちょうり器具きぐほかつくえいすなど積み込つみこまれていて、被災ひさいでは折り畳おりたたしき簡易かんいベッド車内しゃないひろげて寝泊ねとまりをしています。

山口やまぐちさんはボランティアをつづけるなか知り合しりあった農家のうかひとたちから、コメや野菜やさいなど食材しょくざい提供ていきょうしてもらっています。

今回こんかい、むかわまち避難ひなんしょにも知り合しりあ農家のうかからトマトやにんじん、ジャガイモなど食材しょくざいとどき、毎食まいしょくちがメニューの料理りょうりをふるまっていて、「被災ひさいしゃ笑顔えがおるのがいちばんよろこです。からだうごかぎりつづけていきます」とはなしています。
ソース:NHK ニュース