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拉致らち被害ひがいしゃ家族かぞくだい規模きぼ集会しゅうかい 政府せいふ最大限さいだいげん取り組とりく要求ようきゅう

2018-09-23 09:17:40

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非核ひかくをめぐりアメリカ北朝鮮きたちょうせん駆け引かけひきがつづなか拉致らち被害ひがいしゃ家族かぞく東京とうきょうだい規模きぼ集会しゅうかいひらき、すべての被害ひがいしゃ一刻いっこくはや帰国きこくさせるという北朝鮮きたちょうせんへの要求ようきゅうけっしてげることなく、確実かくじつ肉親にくしん再会さいかいできるよう、政府せいふ最大限さいだいげん取り組とりくみをもとめました。
集会しゅうかいでは、はじめに拉致らち被害ひがいしゃ家族かぞくかい代表だいひょうで、田口たぐち八重子やえこさんあに飯塚いいづか繁雄しげおさん(80)が「これまであせった結果けっか北朝鮮きたちょうせんにだまされ、被害ひがいしゃ帰国きこくむすびつかずにきました。今度こんどそうはいかない。政府せいふ被害ひがいしゃ帰国きこくだけに焦点しょうてんてて取り組とりくみをすすめてほしい」ともとめました。

このあと、家族かぞくいちにんいちにん壇上だんじょうち、横田よこためぐみさん母親ははおやはや紀江のりえさん(82)は「のこされた被害ひがいしゃは40年間ねんかんどれほどの孤独こどくかんつづけていることでしょう。この問題もんだい放置ほうちされることなく、絶対ぜったい解決かいけつされることをねがっています」とうったえました。

また、16ねんまえ帰国きこくした曽我そがひとみさん(59)は、一緒いっしょ拉致らちされた母親ははおやってもらった時計とけい持参じさんし「40年間ねんかんははえず、本当ほんとうさびしくてなりません。北朝鮮きたちょうせんにいるとき、時計とけいなんまり、はははどうしているのかとさびしさのなからしていました。帰国きこくまっていた時計とけい無事ぶじうごいています。はは元気げんき日本にっぽんかえってくることをねがって頑張がんばっているとおもいます」とはなしました。

集会しゅうかいでは最後さいごに、被害ひがいしゃ帰国きこくさせるための実質じっしつてき協議きょうぎおうじるよう北朝鮮きたちょうせん要求ようきゅうするとともに、政府せいふに対にたいし、すべての被害ひがいしゃ一刻いっこくはや帰国きこくという要求ようきゅうげず、全力ぜんりょく取り組とりくようもとめる大会たいかい決議けつぎ採択さいたくしました。
熊本くまもと出身しゅっしん拉致らち被害ひがいしゃ松木まつきかおるさんあね斉藤さいとう文代ふみよさんは「くなった母親ははおや生前せいぜん、『かおるうみこうにいる』とわたしげると、翌日よくじつからかおる捜し求さがしもとめて海岸かいがん出歩であるいたり、よるにもかけたりするようになりました。わたしもみずからの病気びょうきけず、ちちはは墓前ぼぜんかなられてかえという信念しんねんって一生いっしょう懸命けんめい頑張がんばるので、応援おうえんよろしくお願おねがいします」とべ、肉親にくしん帰国きこくけて協力きょうりょくもとめました。
ソース:NHK ニュース