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アイヌのひとたち 復元ふくげんした丸木舟まるきぶねはつのサケりょう 北海道ほっかいどう 浦幌うらほろまち

2020-09-20 10:30:11

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北海道ほっかいどう浦幌うらほろまちで、地元じもとのアイヌのひとたちが、復元ふくげんした伝統でんとう丸木舟まるきぶね使つかってはじめてサケりょうおこないました。

アイヌのひとたちにとって、サケはかみさかな=「カムイチェプ」とばれる特別とくべつ存在そんざいで、北海道ほっかいどうではあきサケがさかのぼじょう(そじょう)する季節きせつむかえています。

浦幌うらほろまちのアイヌの団体だんたい「ラポロアイヌネイション」ではことし7つきに、アイヌ伝統でんとうの1ほんからつく丸木舟まるきぶね復元ふくげんし、20にち地元じもとかわはじめてこのふね使つかってサケりょうおこないました。

アイヌのひとたちはあみ引き上ひきあげてサケをったあと、祭壇さいだんまえで「カムイチェプノミ」という儀式ぎしきおこない、さばいたサケをいろりにくべて、自然しぜんめぐ感謝かんしゃをささげていました。

20にちのサケりょうみち許可きょかおこなわれましたが、りょうおこなったアイヌの団体だんたいは、先住民せんじゅうみん権利けんりとして地元じもとかわでのサケりょうみとめるようもとめるうった先月せんげつ札幌さっぽろ地方ちほう裁判所さいばんしょこしています。

ラポロアイヌネイションの長根ながね弘喜ひろき会長かいちょうは「待ち望まちのぞんでいた儀式ぎしきだったので、無事ぶじわりとてもうれしい。先住民せんじゅうみん権利けんりはアイヌにとって大事だいじなことだとかんがえている」とはなしていました。
ソース:NHK ニュース