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藤井聡太二冠 「棋聖」就位式「さらにいい将棋指せるように」
2020-09-23 07:49:11

将棋で史上最年少の「二冠」を達成した藤井聡太二冠が最初に獲得したタイトル、「棋聖」の就位式が東京で行われ、藤井二冠は「より成長し、強くなって、さらにいい将棋が指せるようになりたい」などと語りました。
藤井聡太二冠(18)は、ことし7月に「棋聖」を獲得したあと先月には「王位」も獲得し、八大タイトルのうち2つを保持する「二冠」を史上最年少で達成しました。
23日は、このうち自身初のタイトルとなる「棋聖」の就位式が東京・港区で行われ、羽織はかま姿で登壇した藤井二冠に、師匠の杉本昌隆八段が花束を手渡しました。
杉本八段は、「藤井棋聖が29連勝した時、私は取材の場で『これは映画で言うなら予告編だろう』と話しましたが、今はやっと本編が始まったくらいで、これからとてつもない記録をどんどん塗り替えていくのではないかと思います」とあいさつしました。

23日は、このうち自身初のタイトルとなる「棋聖」の就位式が東京・港区で行われ、羽織はかま姿で登壇した藤井二冠に、師匠の杉本昌隆八段が花束を手渡しました。
杉本八段は、「藤井棋聖が29連勝した時、私は取材の場で『これは映画で言うなら予告編だろう』と話しましたが、今はやっと本編が始まったくらいで、これからとてつもない記録をどんどん塗り替えていくのではないかと思います」とあいさつしました。

このあとの記者会見で、藤井二冠は「タイトル保持者という立場になりましたが、対局に臨むにあたってはこれまでどおり全力を尽くすことが大事です。一方で、将棋界を代表する立場でもあるので、盤上でも、それ以外の面でも、一層精進して成長していきたいです。将棋は指すたびに新しい発見があるものなので、経験を通してより成長し、強くなって、さらにいい将棋が指せるようになりたいです」と今の心境や今後への思いを語りました。
ソース:NHK ニュース