Hiện Furigana
テスラ車の「自動運転」中に睡眠か、男を訴追 カナダ
2020-09-24 10:03:29

カナダ連邦警察は20日までに、同国アルバータ州ポノカ近くで米テスラの電気自動車を運転中、眠っていた疑いがあるとして20歳の男を危険運転の罪で訴追したと発表しました。
自動運転機能が一部ある「オートパイロット」を作動し、時速140キロ以上の速度で走っていました。連邦警察によると、車は昨年製造のモデルS型で、「運転席と助手席はいずれも後ろへ完全に倒され、2人とも眠り込んでいるような状態を示していた」ということです。
オートパイロット機能は高速道路の車線の維持や車間距離の維持などが可能ですが、完全な自動運転でなく運転手の監視が必要です。テスラは、運転手は常に手をハンドルに置き、いつでも運転を引き受けられる準備を促しています。
容疑者を摘発したのは今年7月9日夕で、連邦警察は速度出し過ぎの車がいるとの苦情を受け追跡しました。緊急灯をつけながら接近した際、容疑者の車は「自動的に時速150キロに加速し始めた」とも述べました。
ソース:NHK ニュース