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1400万トンのマイクロプラスチック、世界の海底に堆積か 豪研究
2020-10-08 07:00:03

世界の深海の底に「マイクロプラスチック」と呼ばれる微小なプラスチック粒子が推定1400万トン以上も堆積しているとの研究結果が発表されました。
オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)による研究が5日、海洋科学の専門誌に掲載されました。
マイクロプラスチックは海などに流出したプラスチックごみが紫外線や波の影響を受け、5ミリ以下になった断片を指します。研究チームによれば、海底にたまった量を世界規模で推定した研究は初めてです。
このデータを基に計算すると、世界の海底には約1440万トンのマイクロプラスチックがたまっていると考えられます。試料を採取した海域は人口の多い都市から遠く離れているため、実際の総量はさらに多い可能性が高いということです。
ソース:NHK ニュース