Hiện Furigana
トランプ大統領 3日連続で集会 バイデン氏への攻撃強める
2020-10-15 02:58:04

アメリカのトランプ大統領は選挙活動を再開してから3日連続となる集会を開き、「バイデン氏は腐敗した政治家だ」などと強く批判し、巻き返しに向けて対立候補のバイデン氏への攻撃を強めています。
トランプ大統領は新型コロナウイルスに感染して中断していた選挙集会を今週、再開し、3日目となる14日には中西部アイオワ州を訪れ、集まった支持者らを前に演説を行いました。
アイオワ州は、前回、4年前の大統領選挙でトランプ大統領が勝利しましたが、今回、世論調査の支持率の平均値では、民主党のバイデン氏がわずかに上回っています。
トランプ大統領は演説で、バイデン氏の次男がウクライナの会社の役員に就任し多額の報酬を得ていたとされることに関連して、バイデン氏が次男の仲介でこの会社の幹部と会っていたとする一部の報道に触れ、「バイデン氏が息子の事業に関わっていなかったというのはうそだ」と主張しました。
そのうえで、「バイデン氏は腐敗した政治家で、大統領に立候補すべきではなかった」などと、強く批判しました。
トランプ大統領は先月のテレビ討論会でもこの話題を取り上げ、バイデン氏は「息子は間違ったことはしていない」と反論し、激しい応酬となりました。


アイオワ州は、前回、4年前の大統領選挙でトランプ大統領が勝利しましたが、今回、世論調査の支持率の平均値では、民主党のバイデン氏がわずかに上回っています。
トランプ大統領は演説で、バイデン氏の次男がウクライナの会社の役員に就任し多額の報酬を得ていたとされることに関連して、バイデン氏が次男の仲介でこの会社の幹部と会っていたとする一部の報道に触れ、「バイデン氏が息子の事業に関わっていなかったというのはうそだ」と主張しました。
そのうえで、「バイデン氏は腐敗した政治家で、大統領に立候補すべきではなかった」などと、強く批判しました。
トランプ大統領は先月のテレビ討論会でもこの話題を取り上げ、バイデン氏は「息子は間違ったことはしていない」と反論し、激しい応酬となりました。

全米の世論調査の支持率では依然として、バイデン氏がリードしていますが、トランプ大統領は、今週末にかけて連日、激戦州などを訪れ、各地で大規模な集会を開くほか、バイデン氏や次男を批判するテレビ広告も新たに流すなどして、巻き返しを図ろうとしています。
トランプ大統領の息子もコロナ陽性に

トランプ大統領の妻のメラニア夫人は14日、声明を出し、14歳の息子のバロンさんが新型コロナウイルスの検査で陽性の結果が出ていたことを明らかにしました。
メラニア夫人は「彼は丈夫な10代の少年で、症状は見られなかった。家族3人が同時に感染したことで、互いの面倒を見たり一緒に時間を過ごしたりすることができてある意味でよかった」と述べ、トランプ大統領夫妻が感染したのと同じ時期にバロンさんの陽性が判明したとしています。
メラニア夫人とバロンさんはその後、陰性が確認されたということです。
トランプ大統領も14日に開かれた選挙集会で「息子は元気にしている。彼は若くて免疫機能も強く、感染している自覚すらなかったのではないか」と述べたうえで「子どもたちは学校に戻るべきだ」として新型コロナウイルスの影響で休校している学校を再開させるべきだと改めて主張しました。
メラニア夫人は「彼は丈夫な10代の少年で、症状は見られなかった。家族3人が同時に感染したことで、互いの面倒を見たり一緒に時間を過ごしたりすることができてある意味でよかった」と述べ、トランプ大統領夫妻が感染したのと同じ時期にバロンさんの陽性が判明したとしています。
メラニア夫人とバロンさんはその後、陰性が確認されたということです。
トランプ大統領も14日に開かれた選挙集会で「息子は元気にしている。彼は若くて免疫機能も強く、感染している自覚すらなかったのではないか」と述べたうえで「子どもたちは学校に戻るべきだ」として新型コロナウイルスの影響で休校している学校を再開させるべきだと改めて主張しました。
ソース:NHK ニュース