Hiện Furigana
ポンペイ遺跡から盗んだ出土品を返還、15年間「呪い」に苦しむ
2020-10-17 07:00:03

イタリアの古代都市ポンペイの遺跡から15年前に出土品を持ち帰ったカナダ人女性が、呪いによって相次ぐ不幸に見舞われたとして、このほど出土品を返還しました。
出土品を返還したのはニコールさんという女性です。白いモザイクタイル2枚とアンフォラ壺2点、セラミック壁1点の断片に手紙を添えて、ポンペイ考古学公園に送付しました。
手紙の中でニコールさんは、「持ち去ってはならない歴史の一片を私は欲しいと思った」と記し、当時の自分は「若くて愚か」だったと振り返っています。
カナダに帰国したニコールさんは、2度にわたって乳がんを患い、2度の乳腺切除手術を受けました。家族も金銭トラブルに見舞われたということです。
ソース:NHK ニュース