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日本貨物航空 ボルト折れたまま半年以上運航
2016-10-05 07:17:09

日本貨物航空が運航する貨物機で、エンジンの部品を固定するボルトの一部が折れていたにもかかわらず、半年以上にわたって運航されていたことがわかり、国土交通省は5日、会社に厳重注意しました。
国土交通省によりますと、日本貨物航空のボーイング747型機1機で、エンジン内部の部品を固定するボルトの一部が折れていたにもかかわらず、ことし2月から9月にかけて成田空港の発着で438回にわたって運航されていました。
このボルトは、タービンの冷却に使う空気を送る管を固定するもので、整備士がマニュアルを確認せずにボルトを締めた結果、2月と6月に2つが相次いで折れたということです。
担当の整備士は4人いましたが、いずれも上司に報告せず、ほかの同僚の指摘で判明したということです。
国土交通省によりますと、ただちに重大な事故につながるような状況ではなかったということですが、整備士の責任者は会社に対し「運航への影響を気にして修理を先に延ばしてしまった」と話しているということです。
国土交通省は5日、会社に対し厳重注意とするとともに、今月19日までに再発防止策をまとめるよう求めました。
日本貨物航空の齋藤隆専務は「信用を失いかねない行為で深くおわび申し上げる。再発防止を徹底していきたい」と話しています。
このボルトは、タービンの冷却に使う空気を送る管を固定するもので、整備士がマニュアルを確認せずにボルトを締めた結果、2月と6月に2つが相次いで折れたということです。
担当の整備士は4人いましたが、いずれも上司に報告せず、ほかの同僚の指摘で判明したということです。
国土交通省によりますと、ただちに重大な事故につながるような状況ではなかったということですが、整備士の責任者は会社に対し「運航への影響を気にして修理を先に延ばしてしまった」と話しているということです。
国土交通省は5日、会社に対し厳重注意とするとともに、今月19日までに再発防止策をまとめるよう求めました。
日本貨物航空の齋藤隆専務は「信用を失いかねない行為で深くおわび申し上げる。再発防止を徹底していきたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース