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”東芝の不正会計で損害” 年金運用の信託銀が賠償求める
2016-10-11 04:56:56

公的年金の積立金を運用している独立行政法人のGPIFから管理を委託されている信託銀行が、東芝の不正会計問題で多額の損害が生じたとして、およそ120億円の賠償を求めている裁判が始まりました。
この裁判は、日本トラスティ・サービス信託銀行が、東京地方裁判所に起こしたもので11日から始まった審理で、信託銀行側は、GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人からの委託を受けて市場で購入した株のうち、東芝の株価が不正会計問題で急落したことで119億9000万円余りの損害が生じたと主張しました。
これに対して東芝は、訴えを退けるよう求め、今後の審理で具体的な主張を明らかにすると述べました。
日本トラスティ・サービス信託銀行は、GPIFから管理を委託された公的年金の積立金の運用に関して、東芝に12億円余りの賠償を求める別の裁判も起こしています。
東芝の不正会計問題をめぐっては、個人株主なども株価が下落し損害を受けたとして、会社と旧経営陣に賠償を求める集団訴訟を起こしています。
これに対して東芝は、訴えを退けるよう求め、今後の審理で具体的な主張を明らかにすると述べました。
日本トラスティ・サービス信託銀行は、GPIFから管理を委託された公的年金の積立金の運用に関して、東芝に12億円余りの賠償を求める別の裁判も起こしています。
東芝の不正会計問題をめぐっては、個人株主なども株価が下落し損害を受けたとして、会社と旧経営陣に賠償を求める集団訴訟を起こしています。
ソース:NHK ニュース