Hiện Furigana
過労死めぐる教授の投稿で武蔵野大学が謝罪
2016-10-12 08:28:53
過労死のニュースをめぐり、武蔵野大学の教授が、「残業時間が100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない」などとインターネットで投稿したことについて、不適切だったとして大学が謝罪しました。
武蔵野大学によりますと、グローバル学部の長谷川秀夫教授が今月7日、インターネットのニュースサイトに「残業時間が100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない」、「請け負った仕事をプロとして完遂するという強い意識があれば、残業時間など関係ない」などと投稿しました。
この日は初めての「過労死白書」が閣議決定されたほか、大手広告会社、電通の新入社員だった女性が、過労による自殺で労災が認められたことが明らかになった日で、ネット上などで投稿に対する批判的な意見が相次いでいました。
これを受けて武蔵野大学は、今月10日付けで、「発言は大学の教育方針とは相いれず、このような発言がなされたことは誠に遺憾で、事実関係を調査のうえでしかるべき対応を取る」などとする学長名の謝罪文をホームページに掲載しました。大学によりますと、教授自身も発言について謝罪する投稿を行ったということです。
この日は初めての「過労死白書」が閣議決定されたほか、大手広告会社、電通の新入社員だった女性が、過労による自殺で労災が認められたことが明らかになった日で、ネット上などで投稿に対する批判的な意見が相次いでいました。
これを受けて武蔵野大学は、今月10日付けで、「発言は大学の教育方針とは相いれず、このような発言がなされたことは誠に遺憾で、事実関係を調査のうえでしかるべき対応を取る」などとする学長名の謝罪文をホームページに掲載しました。大学によりますと、教授自身も発言について謝罪する投稿を行ったということです。
ソース:NHK ニュース