Hiện Furigana
強い温室効果 代替フロンHFCを段階的に削減へ
2016-10-15 05:57:44

冷蔵庫やエアコンなどに使われ、二酸化炭素の1万倍を超える強い温室効果がある「代替フロン」の一つを国際的な枠組みの規制の対象に加える改正案が、アフリカで開かれた国際会議で採択され、日本を含む先進国が3年後から段階的な削減を始めることなどが決まりました。
1987年に採択されたオゾン層を保護するための国際的な枠組み「モントリオール議定書」では、2030年までにオゾン層を破壊する「特定フロン」などの生産や消費を全面禁止するよう定めています。
その代わりに、冷蔵庫やエアコンの冷媒などへの使用が増えている「代替フロン」の1つ「HFC」は多いもので二酸化炭素の1万倍を超える強い温室効果があり、放置すれば地球温暖化が進むおそれがありますが、これまで生産や消費は規制されていませんでした。
こうした中、ルワンダの首都キガリで開かれた「モントリオール議定書」の国際会議で15日、「HFC」を新たに規制の対象に加える改正案が採択されました。今回の改正で日本を含む先進国は、3年後から段階的な削減を開始し、2013年までの3年間の平均消費量などを基準に2036年にはその85%を削減するほか、発展途上国についても2047年までに最大85%を削減することなどが決まりました。
環境省などによりますと、日本国内では「HFC」の生産や消費を具体的に規制する法律がないため、今後、法改正などの対応が必要になるということです。
その代わりに、冷蔵庫やエアコンの冷媒などへの使用が増えている「代替フロン」の1つ「HFC」は多いもので二酸化炭素の1万倍を超える強い温室効果があり、放置すれば地球温暖化が進むおそれがありますが、これまで生産や消費は規制されていませんでした。
こうした中、ルワンダの首都キガリで開かれた「モントリオール議定書」の国際会議で15日、「HFC」を新たに規制の対象に加える改正案が採択されました。今回の改正で日本を含む先進国は、3年後から段階的な削減を開始し、2013年までの3年間の平均消費量などを基準に2036年にはその85%を削減するほか、発展途上国についても2047年までに最大85%を削減することなどが決まりました。
環境省などによりますと、日本国内では「HFC」の生産や消費を具体的に規制する法律がないため、今後、法改正などの対応が必要になるということです。
ソース:NHK ニュース