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台風10号の被災地を調査 研究者が緊急報告会 盛岡
2016-10-15 11:09:19

台風10号で大きな被害が出た岩手県岩泉町などを調査した研究者が緊急報告会を開き、高齢者施設がある地区などでは川の氾濫の危険度を示す情報をきめ細かく提供する必要があると指摘しました。
盛岡市で開かれた緊急報告会には、台風10号の被災地を調査した岩手大学の研究者5人が参加しました。
このうち、川の氾濫で9人が死亡した岩泉町のグループホームの周辺を調べた小笠原敏記准教授は、川の上流から下流にかけて橋脚に引っかかった流木がダムのように流れをせき止め、その周辺から氾濫の被害が拡大したと報告しました。
そして、小笠原准教授は「山間部を蛇行して流れる川は場所によって水位や流速が変わりやすく、危険度も異なる」として、今後、入所者の避難に時間がかかる高齢者施設がある地区などでは、川の氾濫の危険度を示す情報をきめ細かく提供する必要があると指摘しました。
このうち、川の氾濫で9人が死亡した岩泉町のグループホームの周辺を調べた小笠原敏記准教授は、川の上流から下流にかけて橋脚に引っかかった流木がダムのように流れをせき止め、その周辺から氾濫の被害が拡大したと報告しました。
そして、小笠原准教授は「山間部を蛇行して流れる川は場所によって水位や流速が変わりやすく、危険度も異なる」として、今後、入所者の避難に時間がかかる高齢者施設がある地区などでは、川の氾濫の危険度を示す情報をきめ細かく提供する必要があると指摘しました。
ソース:NHK ニュース