部落ぶらく差別さべつ解消かいしょうへの取り組とりくみ促うながす法案ほうあんの早期そうき成立せいりつを

差別さべつや人権じんけん問題もんだいについて考かんがえる全国ぜんこく集会しゅうかいが、１いち８はち日にちから奈良なら市しで始はじまり、国くにや地方ちほう自治体じちたいに対にたいし、部落ぶらく差別さべつの解消かいしょうに向むけた取り組とりくみを促うながす法案ほうあんの早期そうき成立せいりつなどを訴うったえました。

この集会しゅうかいは部落ぶらく解放かいほう同盟どうめいなどが毎年まいとし開ひらいていて、５ご０ぜろ回かい目めの節目ふしめとなったことしは、部落ぶらく差別さべつの撤廃てっぱいを求もとめた「全国ぜんこく水平すいへい社しゃ」発祥はっしょうの地ち、奈良なら県けんで開ひらかれ、全国ぜんこくからおよそ７なな０ぜろ０ぜろ０ぜろ人にんが参加さんかしました。
はじめに部落ぶらく解放かいほう同盟どうめいの組くみ坂さか繁之しげゆき中央ちゅうおう執行しっこう委員いいん長ちょうがあいさつし、「結婚けっこんや就職しゅうしょくなど人生じんせいの大切たいせつな場面ばめんでの差別さべつをなくし、安心あんしんして暮くらせる社会しゃかいにする必要ひつようがある」と述のべました。そして、ことし５月ごがつに国会こっかいに提出ていしゅつされた、国くにや地方ちほう自治体じちたいに対にたいして部落ぶらく差別さべつの解消かいしょうに向むけた取り組とりくみを促うながす法案ほうあんの早期そうき成立せいりつを訴うったえました。
続つづいて、部落ぶらく解放かいほう同盟どうめい奈良なら県けん連合れんごう会かいの伊藤いとう満みつる書記しょき長ちょうが「差別さべつされる側がわが正ただしさを主張しゅちょうするだけでは問題もんだいは解決かいけつしない。多様たような価値かち観かんを認みとめることが、真しんの差別さべつ解消かいしょうにつながる」と訴うったえました。
集会しゅうかいは２に０ぜろ日にちまで開ひらかれ、ヘイトスピーチの問題もんだいや人権じんけん教育きょういくの課題かだいなどについて意見いけんが交かわされることになっています。

ソース：NHK ニュース