Hiện Furigana
震度6弱の地震 震源周辺には複数の活断層
2016-10-21 10:45:49

鳥取県で震度6弱を観測した今回の地震は地下の断層がずれ動いて起きたと見られます。今回の地震の震源付近で、過去に繰り返し地震を起こした活断層はこれまでのところ見つかっていませんが、周辺には複数の活断層が確認されています。
政府の地震調査研究推進本部によりますと、今回の震源の東側には複数の活断層があり、このうち鹿野ー吉岡断層は昭和18年の鳥取地震でずれ動いたと見られています。また岩坪断層は長さが10キロ程度で、全体がずれ動くと、最大でマグニチュード6.5程度の地震が起きる可能性があると指摘されています。
一方、震源の南側には国が評価している活断層はありませんが、大立断層や、田代峠ー布江断層といった活断層の可能性のある断層が見つかっています。過去の詳しい活動はわかっていませんが、岡山県などは最大のマグニチュードを7.2として独自に被害想定を行っています。
震度6弱の地震のあと、周辺では最初の地震の震源から南北に伸びるように地震が起きています。こうした状況などから南北に伸びる断層が横にずれ動いて起きたのではないかと見られています。
活断層に詳しい東北大学の遠田晋次教授は、「今回の地震によって周辺の断層にひずみが加わった可能性があり、周辺の断層でも地震が活発になっていないかなど注視していく必要がある」と話しています。
一方、震源の南側には国が評価している活断層はありませんが、大立断層や、田代峠ー布江断層といった活断層の可能性のある断層が見つかっています。過去の詳しい活動はわかっていませんが、岡山県などは最大のマグニチュードを7.2として独自に被害想定を行っています。
震度6弱の地震のあと、周辺では最初の地震の震源から南北に伸びるように地震が起きています。こうした状況などから南北に伸びる断層が横にずれ動いて起きたのではないかと見られています。
活断層に詳しい東北大学の遠田晋次教授は、「今回の地震によって周辺の断層にひずみが加わった可能性があり、周辺の断層でも地震が活発になっていないかなど注視していく必要がある」と話しています。
ソース:NHK ニュース