Hiện Furigana
成田空港に新型の気象レーダー導入へ
2016-10-25 12:16:37

成田空港で航空機の安全運航のため雨や風の強さなどの観測能力を向上させた新型の気象レーダーが導入されることになり、25日設置作業が行われました。
成田空港の気象レーダーは、航空機に最新の気象状況を提供するためアンテナから電波を発射し、雨粒などに反射して戻ってくる電波の強さやずれをもとに雨や風の強さなどを観測しています。
25日は、設置から20年以上がたった現在のレーダーに代わる新型のレーダーを設置する作業が行われ、高さ35メートルの塔にアンテナの土台やアンテナにかぶせるドームが取り付けられました。
新型のレーダーは、従来の横波に加えて縦波も発射することで雨粒を立体的に捉え、雨の強さなどをより正確に観測できるほか、雨粒の動きから推定する風向きや風速の精度も向上しているということです。
今後、機材の調整などが行われ、ことし12月から運用が始まることになっています。
成田航空地方気象台の奥村栄宏主任技術専門官は「急な気流の変化などをより正確に捉えて航空機の安全に資する運用を進めていきたい」と話していました。
25日は、設置から20年以上がたった現在のレーダーに代わる新型のレーダーを設置する作業が行われ、高さ35メートルの塔にアンテナの土台やアンテナにかぶせるドームが取り付けられました。
新型のレーダーは、従来の横波に加えて縦波も発射することで雨粒を立体的に捉え、雨の強さなどをより正確に観測できるほか、雨粒の動きから推定する風向きや風速の精度も向上しているということです。
今後、機材の調整などが行われ、ことし12月から運用が始まることになっています。
成田航空地方気象台の奥村栄宏主任技術専門官は「急な気流の変化などをより正確に捉えて航空機の安全に資する運用を進めていきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース