Hiện Furigana
「子どもできても女性就業を」内閣府世論調査で54.2%
2016-10-29 09:00:36

内閣府が行った男女共同参画社会に関する世論調査によりますと、女性の就業について「子どもができても、ずっと職業を続けるほうがよい」と答えた人は54.2%で、初めて50%を超えました。
内閣府はことし8月から9月にかけて、全国の18歳以上の男女5000人を対象に、男女共同参画社会に関する世論調査を行い、61.2%に当たる3059人が回答しました。
それによりますと、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について尋ねたところ、「反対」「どちらかといえば反対」が合わせて54.3%、「賛成」「どちらかといえば賛成」は合わせて40.6%でした。
また、女性が職業をもつことをどう考えるか聞いたところ、「子どもができても、ずっと職業を続けるほうがよい」が54.2%で、この質問が設けられた平成4年以降で初めて50%を超えました。このほか、「子どもができたらやめ、大きくなったら再び職業を持つほうがよい」が26.3%、「子どもができるまでは職業をもつほうがよい」が8.4%、「結婚するまでは職業をもつほうがよい」が4.7%、「女性は職業をもたないほうがよい」が3.3%でした。
一方、「社会全体で見た場合に、男女の地位は平等になっていると思うか」という質問に対し、「男性のほうが優遇されている」という回答が74.2%で、前回(4年前)の調査より4ポイント余り増えました。「平等」と答えた人は21.1%でした。
内閣府は「女性が仕事をすることに肯定的な考え方が浸透してきたので、多様な働き方の実現や男性の意識改革などの取り組みを進めたい」としています。
それによりますと、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について尋ねたところ、「反対」「どちらかといえば反対」が合わせて54.3%、「賛成」「どちらかといえば賛成」は合わせて40.6%でした。
また、女性が職業をもつことをどう考えるか聞いたところ、「子どもができても、ずっと職業を続けるほうがよい」が54.2%で、この質問が設けられた平成4年以降で初めて50%を超えました。このほか、「子どもができたらやめ、大きくなったら再び職業を持つほうがよい」が26.3%、「子どもができるまでは職業をもつほうがよい」が8.4%、「結婚するまでは職業をもつほうがよい」が4.7%、「女性は職業をもたないほうがよい」が3.3%でした。
一方、「社会全体で見た場合に、男女の地位は平等になっていると思うか」という質問に対し、「男性のほうが優遇されている」という回答が74.2%で、前回(4年前)の調査より4ポイント余り増えました。「平等」と答えた人は21.1%でした。
内閣府は「女性が仕事をすることに肯定的な考え方が浸透してきたので、多様な働き方の実現や男性の意識改革などの取り組みを進めたい」としています。
ソース:NHK ニュース