Hiện Furigana
大津波被害のインドネシアでも避難訓練
2016-11-04 08:31:15

「世界津波の日」の11月5日を前に、インド洋大津波の最大の被災地、インドネシア・アチェ州の小学校では、東日本大震災で子どもたちがみずからの判断で避難した岩手県釜石市の中学校の関係者が視察するなかで避難訓練が行われました。
この訓練は2004年のインド洋大津波で16万人以上が犠牲になったインドネシアのアチェ州にある4つの小中学校で行われました。このうち、州都バンダアチェの沿岸部にある小学校では大地震が発生したという想定で3年生から6年生およそ60人が校庭に集まったあと、日本の支援で建てられた避難ビルの屋上まで教員に先導されながら避難する手順を確認しました。
訓練には東日本大震災の際、子どもたちがみずからの判断で避難した「釜石の奇跡」で知られる岩手県釜石市の釜石東中学校で、当時、副校長を務めていた村上洋子さんが視察に訪れました。村上さんは児童や教員らに「日本では津波から避難する時に人を押さない、建物に戻らない、おしゃべりしないなどのルールを徹底しています。きょうのように落ち着いて避難し、自分の命を自分で守るようにしてください」と呼びかけていました。
訓練を企画したJICAインドネシア事務所の安藤直樹所長は「人々が防災意識を持つことが非常に大切で、災害に強いまちづくりと合わせて合わせて支援していきたい」と話しています。
訓練には東日本大震災の際、子どもたちがみずからの判断で避難した「釜石の奇跡」で知られる岩手県釜石市の釜石東中学校で、当時、副校長を務めていた村上洋子さんが視察に訪れました。村上さんは児童や教員らに「日本では津波から避難する時に人を押さない、建物に戻らない、おしゃべりしないなどのルールを徹底しています。きょうのように落ち着いて避難し、自分の命を自分で守るようにしてください」と呼びかけていました。
訓練を企画したJICAインドネシア事務所の安藤直樹所長は「人々が防災意識を持つことが非常に大切で、災害に強いまちづくりと合わせて合わせて支援していきたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース