Hiện Furigana
「世界津波の日」前に学校で避難訓練 和歌山
2016-11-04 08:07:00

5日の「世界津波の日」を前に、和歌山県内の多くの学校などで地震や津波から身を守る訓練が行われました。
11月5日は、江戸時代の安政南海地震の際、今の和歌山県にいた商人が稲の束に火をつけて津波の襲来を知らせたという「稲むらの火」の故事にちなんで、国連が「世界津波の日」と定めました。
初めての「世界津波の日」を前に行われた訓練は、紀伊半島沖でマグニチュード8.7の地震が起きたという想定で和歌山県内の小中学校や幼稚園、それに地域の自主防災組織などが参加しました。このうち太地町の太地小学校では、スピーカーで地震の発生が伝えられると子どもたちが素早く机の下に潜り込みました。そして大津波警報が発表されると、ライフジャケットを身につけて学校の裏にある海抜20メートルほどの高台に走って避難しました。
和歌山県の想定では、南海トラフの巨大地震が起きた際、太地町には最も早くて3分で津波が押し寄せ、最悪の場合、住民の74%に当たるおよそ2000人が死亡するおそれがあるとされています。
小学6年生の女の子は「一生懸命走ったので疲れました。実際に津波がきた時にはきょうの訓練を思い出して急いで逃げたいです」と話していました。小学校の東哲弘校長は「きょうは全員が3分以内に高台に避難できました。子どもの命を守るため、今後も町全体で協力して取り組んでいきたい」と話していました。
初めての「世界津波の日」を前に行われた訓練は、紀伊半島沖でマグニチュード8.7の地震が起きたという想定で和歌山県内の小中学校や幼稚園、それに地域の自主防災組織などが参加しました。このうち太地町の太地小学校では、スピーカーで地震の発生が伝えられると子どもたちが素早く机の下に潜り込みました。そして大津波警報が発表されると、ライフジャケットを身につけて学校の裏にある海抜20メートルほどの高台に走って避難しました。
和歌山県の想定では、南海トラフの巨大地震が起きた際、太地町には最も早くて3分で津波が押し寄せ、最悪の場合、住民の74%に当たるおよそ2000人が死亡するおそれがあるとされています。
小学6年生の女の子は「一生懸命走ったので疲れました。実際に津波がきた時にはきょうの訓練を思い出して急いで逃げたいです」と話していました。小学校の東哲弘校長は「きょうは全員が3分以内に高台に避難できました。子どもの命を守るため、今後も町全体で協力して取り組んでいきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース