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雲仙・普賢岳の溶岩ドーム一部崩落 風化の影響か
2016-11-07 15:04:40

長崎県の雲仙・普賢岳で25年前の噴火でできた溶岩ドームの一部が今月はじめに崩落していたことがわかりました。ふもとにある国土交通省の事務所は、風化などの影響で崩れたと見ていて、監視を続けています。
長崎県の雲仙・普賢岳は、平成3年の噴火で山頂付近で噴出した溶岩が冷えて固まり「平成新山」と呼ばれる溶岩ドームができました。
ふもとにある国土交通省雲仙復興事務所によりますと、今月2日、山頂付近に設置してある振動センサーが反応し、今月4日に作業員が現場で崩落しているのを確認したということです。
崩落したのは溶岩ドームの北側の一部、高さ20メートル、幅40メートルの範囲です。斜面には推定でおよそ6000立方メートルの土砂が800メートルにわたって広がっていましたが、住民などへの被害は確認されていないということです。
雲仙復興事務所では今回の崩落は風化や岩盤の緩みによると見ていますが、これだけの規模は初めてだということです。
溶岩ドームは大雨や地震で崩落する危険が指摘されていて、雲仙復興事務所の松岡忠浩副所長は、「今のところ、全体への影響はないが、残りの溶岩ドームを注意深く見守っていく必要がある。今回の一部崩落を受けて、避難の判断となる基準の見直しなども検討したい」と話しています。
ふもとにある国土交通省雲仙復興事務所によりますと、今月2日、山頂付近に設置してある振動センサーが反応し、今月4日に作業員が現場で崩落しているのを確認したということです。
崩落したのは溶岩ドームの北側の一部、高さ20メートル、幅40メートルの範囲です。斜面には推定でおよそ6000立方メートルの土砂が800メートルにわたって広がっていましたが、住民などへの被害は確認されていないということです。
雲仙復興事務所では今回の崩落は風化や岩盤の緩みによると見ていますが、これだけの規模は初めてだということです。
溶岩ドームは大雨や地震で崩落する危険が指摘されていて、雲仙復興事務所の松岡忠浩副所長は、「今のところ、全体への影響はないが、残りの溶岩ドームを注意深く見守っていく必要がある。今回の一部崩落を受けて、避難の判断となる基準の見直しなども検討したい」と話しています。
ソース:NHK ニュース