Hiện Furigana
2人死亡事故 83歳女性の車 直進し歩道乗り上げか
2016-11-12 20:14:57

東京・立川市の病院の敷地内で12日、83歳の女性が運転する車が、30代の男女2人をはねて死亡させた事故で、車は駐車場を出たあと車道を突っ切るように直進し、歩道に乗り上げて事故を起こしたと見られることが、警視庁への取材でわかりました。警視庁は何らかの運転ミスが原因と見て、当時の詳しい状況を調べています。
事故が起きたのは、東京・立川市にある国立病院機構災害医療センターの敷地内で、12日の午後3時ごろ、入院中の夫の見舞いに来ていた83歳の女性が運転する車が歩道を歩いていた男女2人をはねました。
この事故で、はねられた八王子市の会社役員安和竜洋さん(39)と、知り合いで小平市のパート従業員、市川妙子さん(35)の2人が死亡しました。運転していた女性も頭を打ってけがをし、入院しました。
これまでの警視庁の調べによりますと、車は駐車場から出る際に、料金所のバーに接触したあと、車道を突っ切るように直進し、20メートル余り離れた歩道に乗り上げ、2人をはねたと見られています。
また、事故のあと、運転していた女性は「ブレーキをかけたが止まらなかった」と警察官に話したということですが、これまでのところ、ブレーキをかけた痕は見つかっていないということで、警視庁は、何らかの運転ミスが原因と見て、当時の詳しい状況を調べています。
この事故で、はねられた八王子市の会社役員安和竜洋さん(39)と、知り合いで小平市のパート従業員、市川妙子さん(35)の2人が死亡しました。運転していた女性も頭を打ってけがをし、入院しました。
これまでの警視庁の調べによりますと、車は駐車場から出る際に、料金所のバーに接触したあと、車道を突っ切るように直進し、20メートル余り離れた歩道に乗り上げ、2人をはねたと見られています。
また、事故のあと、運転していた女性は「ブレーキをかけたが止まらなかった」と警察官に話したということですが、これまでのところ、ブレーキをかけた痕は見つかっていないということで、警視庁は、何らかの運転ミスが原因と見て、当時の詳しい状況を調べています。
遺族「突然のことで悔しい」
死亡した安和竜洋さんの義理の父親(66)は、NHKの取材に対し、「どこかに行くと、必ず土産を買ってきてくれる優しくて思いやりのある息子でした。突然のことで悔しくて、涙が止まりません」と話していました。
近所の女性「ほとんど寝ないで看病と聞いた」
事故を起こした車を運転していた女性の自宅近くに住む72歳の女性は「ことしの8月ごろから入院したご主人のお見舞いに、毎日のように車で病院に行っていたようで、ここ数日はご主人の容体が悪化したため、ほとんど寝ないで看病をしていたと聞いています。ふだんはとてもしっかりしていて、年を感じさせない方なので、寝不足と心労が重なったのではないかと思います」と話していました。
ソース:NHK ニュース