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学校のトイレ 椅子のように座る「洋式」はまだ43%
2016-11-14 11:30:00

文部科学省は、日本の市や町の2万9000の小学校と中学校のトイレを調べました。140万あるトイレのうち、椅子のように座るタイプの「洋式」は43.3%だけでした。昔からあるしゃがむタイプの「和式」は56.7%でした。
今、家のトイレは洋式が多いため、和式の使い方がわからない子どもが増えています。地震などがあって、近所の人が学校に避難したとき、足が弱いお年寄りなどは和式のトイレを使うのが大変です。
このため、学校のトイレを和式から洋式に変える市や町は増えています。しかし、1つの学校の工事に5000万円かかることもあるため、お金が足りなくて洋式に変えることができない学校もあります。
文部科学省は今、工事にかかるお金の30%ぐらいを出していますが、これからもっとお金を出すことなどを考えたいと言っています。
ソース:NHK ニュース