Hiện Furigana
大規模陥没 100メートル以上離れた地下トンネルも水没
2016-11-20 06:20:50

今月、福岡市で道路が大規模に陥没した事故で、現場から100メートル以上離れた地下のトンネルにも、地下水が大量にたまって水没していることが、報道陣に公開されました。
福岡市のJR博多駅前の道路が縦横およそ30メートルにわたって大規模に陥没した事故では、事故から1週間後の今月15日、穴を埋め戻す作業が終わり、道路の通行が再開されました。
20日は石井国土交通大臣が視察に訪れ、陥没現場から南に120メートルほど離れたオフィス街にある、地下トンネルにつながる縦穴の入口が報道陣に公開されました。
この縦穴はトンネル工事の資材を運び込むためなどに使われますが、事故後はしみ出した地下水がたまり、深さが4メートルほどまで達しているということです。
福岡市が、トンネル内を陥没現場に向かって水中カメラで調査したところ、水は70メートルほど進んだ場所までたまっていて、それより先は土砂で埋まっていたということです。
国土交通省が所管する土木研究所は、早ければ今月中にも専門家による調査委員会を作り、事故原因の解明に当たることにしています。
視察後、石井大臣は記者団に対し「今後、委員会で地下水をどうするのか検討すると思うが、非常に難しい地形・地質だと感じた。福岡市の事故原因の調査と再発防止策の検討に全面的に協力したい」と述べました。
20日は石井国土交通大臣が視察に訪れ、陥没現場から南に120メートルほど離れたオフィス街にある、地下トンネルにつながる縦穴の入口が報道陣に公開されました。
この縦穴はトンネル工事の資材を運び込むためなどに使われますが、事故後はしみ出した地下水がたまり、深さが4メートルほどまで達しているということです。
福岡市が、トンネル内を陥没現場に向かって水中カメラで調査したところ、水は70メートルほど進んだ場所までたまっていて、それより先は土砂で埋まっていたということです。
国土交通省が所管する土木研究所は、早ければ今月中にも専門家による調査委員会を作り、事故原因の解明に当たることにしています。
視察後、石井大臣は記者団に対し「今後、委員会で地下水をどうするのか検討すると思うが、非常に難しい地形・地質だと感じた。福岡市の事故原因の調査と再発防止策の検討に全面的に協力したい」と述べました。
ソース:NHK ニュース