Hiện Furigana
点滴の穴 発見の約1時間前は「異常なし」の証言
2016-11-22 00:14:29

北九州市の大学病院で、先月に続いて20日も点滴の袋に穴が開けられているのが見つかった事件で、穴が見つかるおよそ1時間前に袋を扱った職員が、「異常はなかった」と話していることがわかり、警察は、病院の関係者から、当時の状況を聞くなどして調べを進めています。
北九州市八幡西区の産業医科大学病院では、先月20日に点滴の袋3つに針のようなもので穴が開けられているのが見つかったのに続いて、20日、未使用の点滴の袋1つに同じような穴が開けられているのが見つかりました。
いずれも9階の消化管内科などがある病棟で起き、警察は器物損壊の疑いで調べています。
警察によりますと、20日に見つかった袋は、9階の患者に届けるおよそ30人分の薬剤の1つとして、午前11時半ごろ、地下の薬剤部でカートに入れられ鍵がかけられましたが、この作業を担当した職員は、「カートに入れた際に異常はなかった」と話しているということです。点滴は、その後、エレベーターで9階に運ばれ、およそ1時間後の午後0時20分ごろ、点検中の看護師が異変に気づいたということです。
このため警察は、カートに入れられてから穴が見つかるまでのおよそ1時間の状況について病院の関係者から事情を聞くなどして調べを進めています。
いずれも9階の消化管内科などがある病棟で起き、警察は器物損壊の疑いで調べています。
警察によりますと、20日に見つかった袋は、9階の患者に届けるおよそ30人分の薬剤の1つとして、午前11時半ごろ、地下の薬剤部でカートに入れられ鍵がかけられましたが、この作業を担当した職員は、「カートに入れた際に異常はなかった」と話しているということです。点滴は、その後、エレベーターで9階に運ばれ、およそ1時間後の午後0時20分ごろ、点検中の看護師が異変に気づいたということです。
このため警察は、カートに入れられてから穴が見つかるまでのおよそ1時間の状況について病院の関係者から事情を聞くなどして調べを進めています。
ソース:NHK ニュース