Hiện Furigana
東日本大震災の教訓生かし避難 岩手 山田町の消防団
2016-11-22 09:58:46
岩手県の沿岸に一時、津波注意報が発表された際、山田町の消防団は、東日本大震災の教訓を生かして、水門を閉めるなどの活動を終えたあと、すぐに内陸の待機所に戻り、津波の到達予想時刻の前に避難を完了しました。
宮古市や山田町など4つの市町村で作る宮古地区広域行政組合消防本部は、震災の津波で避難誘導などにあたっていた消防団員にも多くの犠牲者が出たことを教訓に、津波の予想到達時刻の15分から20分前までに高台に避難するルールを定めています。
このうち、山田町消防団第8分団に所属する6人は、津波注意報の発表を受けて、海岸沿いの水門を閉めたあと、住民に避難を呼びかけました。
その後、決められた手順に従って、すぐに内陸の待機所に戻り、津波の到達予想時刻の前に避難を完了させました。そして、避難の完了を無線で宮古市にある消防本部に報告したということです。
待機所に戻ったあとはテレビを見て津波が到達していないかなど状況を確認しました。
山田町消防団第8分団の白野正分団長(57)は、「震災では、責任感から水門を閉めることなどを優先した結果、多くの消防団員が犠牲になった。今は震災の教訓を生かし、消防団員も避難して命を守るようにしている」と話していました。
このうち、山田町消防団第8分団に所属する6人は、津波注意報の発表を受けて、海岸沿いの水門を閉めたあと、住民に避難を呼びかけました。
その後、決められた手順に従って、すぐに内陸の待機所に戻り、津波の到達予想時刻の前に避難を完了させました。そして、避難の完了を無線で宮古市にある消防本部に報告したということです。
待機所に戻ったあとはテレビを見て津波が到達していないかなど状況を確認しました。
山田町消防団第8分団の白野正分団長(57)は、「震災では、責任感から水門を閉めることなどを優先した結果、多くの消防団員が犠牲になった。今は震災の教訓を生かし、消防団員も避難して命を守るようにしている」と話していました。
ソース:NHK ニュース