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干物販売店の社長ら2人殺害 元従業員に死刑判決
2016-11-24 06:59:33

4年前、静岡県伊東市の干物販売店で社長と従業員の2人を殺害し現金を奪ったとして強盗殺人の罪に問われた元従業員の被告に対し、静岡地方裁判所沼津支部は「2人を刺したあと冷凍庫に閉じ込めるなど冷酷で非情な犯行だ」として検察の求刑どおり死刑を言い渡しました。
静岡県伊東市の肥田公明被告(64)は平成24年12月、以前働いていた市内の干物販売店で、社長の清水高子さん(当時59)と従業員の小淵慶五郎さん(当時71)を刃物で刺すなどして殺害し、現金およそ40万円を奪ったとして強盗殺人の罪に問われました。
これまでの裁判で、検察は死刑を求刑し、弁護側は「検察が返り血だと主張するトレーナーの血の跡もDNA型が被害者のものと完全に一致しておらず、直接的な証拠がない」などとして無罪を主張していました。
24日の判決で、静岡地方裁判所沼津支部の齋藤千恵裁判長は「被告は経済的に余裕のない状況で、事件のあと借金の返済や預金に充てた金は店から奪われた金額とほぼ一致している」と指摘しました。
そのうえで、「2人を刺したあと店の冷凍庫に閉じ込めるなど冷酷で非情な犯行だ。極刑をもってのぞむことはやむをえない」として死刑を言い渡しました。
これまでの裁判で、検察は死刑を求刑し、弁護側は「検察が返り血だと主張するトレーナーの血の跡もDNA型が被害者のものと完全に一致しておらず、直接的な証拠がない」などとして無罪を主張していました。
24日の判決で、静岡地方裁判所沼津支部の齋藤千恵裁判長は「被告は経済的に余裕のない状況で、事件のあと借金の返済や預金に充てた金は店から奪われた金額とほぼ一致している」と指摘しました。
そのうえで、「2人を刺したあと店の冷凍庫に閉じ込めるなど冷酷で非情な犯行だ。極刑をもってのぞむことはやむをえない」として死刑を言い渡しました。
ソース:NHK ニュース