Hiện Furigana
傷害事件で誤認逮捕 警視庁が中国人男性2人に謝罪
2016-11-25 10:03:44
東京・八王子市でおととし起きた傷害事件で、事件とは無関係だった中国人の男性2人が逮捕・起訴された問題で、誤認逮捕した警視庁の幹部が25日、2人に直接会って謝罪しました。
謝罪を受けたのは、おととし1月に東京・八王子市の路上で男性が殴られてけがをした事件で、事件とは無関係だったにもかかわらず傷害の疑いで逮捕・起訴された、いずれも中国人の47歳と39歳の男性です。
付き添った弁護士によりますと、2人は、八王子警察署と本庁の組織犯罪対策総務課の幹部と25日に面会し、「犯人ではないのに逮捕してしまい申し訳なかった」などと謝罪されたあと、捜査の経緯についても説明を受けたということです。
誤認逮捕された後に起訴されたことで、47歳の男性は113日間、39歳の男性は98日間身柄を拘束されたことになり、謝罪を受けたあと、報道陣の取材に応じた39歳の男性は「真摯(しんし)に対応してくれたが、複雑な思いです。気持ちが晴れることはありません」と話していました。
2人に付き添った牛田喬允弁護士は、「捜査を尽くして客観証拠を集めようという姿勢が足りなかったのではないか。こうしたミスが起きないよう求めていきたい」と話していました。この問題では、東京地方検察庁立川支部も2人に対し、近く謝罪する予定です。
付き添った弁護士によりますと、2人は、八王子警察署と本庁の組織犯罪対策総務課の幹部と25日に面会し、「犯人ではないのに逮捕してしまい申し訳なかった」などと謝罪されたあと、捜査の経緯についても説明を受けたということです。
誤認逮捕された後に起訴されたことで、47歳の男性は113日間、39歳の男性は98日間身柄を拘束されたことになり、謝罪を受けたあと、報道陣の取材に応じた39歳の男性は「真摯(しんし)に対応してくれたが、複雑な思いです。気持ちが晴れることはありません」と話していました。
2人に付き添った牛田喬允弁護士は、「捜査を尽くして客観証拠を集めようという姿勢が足りなかったのではないか。こうしたミスが起きないよう求めていきたい」と話していました。この問題では、東京地方検察庁立川支部も2人に対し、近く謝罪する予定です。
ソース:NHK ニュース