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宮城 東松島の津波 平常時の海面から3m超 陸に駆け上がる
2016-11-28 21:13:42
今月22日に福島県沖で発生した地震による津波について、東北大学の研究グループが現地調査を行った結果、宮城県東松島市の漁港では、津波が陸側に駆け上がり、平常時の海面から3メートルを超える高さにまで達していたことがわかりました。
今月22日に福島県沖で発生したマグニチュード7.4の地震で気象庁が観測した最も高い津波は仙台港での1メートル40センチでしたが、シミュレーションなどから、これより高い津波が到達したり陸側に駆け上がったりした地点もあったと見られ、東北大学の研究チームが各地で現地調査を行っています。
このうち東松島市の大浜漁港では津波が岸壁を乗り越えて陸側に駆け上がり、漁港の地面から2メートル20センチの高さに達していたことがわかっていましたが、平常時の海面を基準とすると、津波が駆け上がった高さは、およそ3メートル20センチに達していたことが新たにわかりました。
東北大学のサッパシー・アナワット准教授は「津波は地形や方角で高さが変わってくるので、大きな地震のときにはより高い津波がくることを想定し安全に避難してほしい」と話しています。
このうち東松島市の大浜漁港では津波が岸壁を乗り越えて陸側に駆け上がり、漁港の地面から2メートル20センチの高さに達していたことがわかっていましたが、平常時の海面を基準とすると、津波が駆け上がった高さは、およそ3メートル20センチに達していたことが新たにわかりました。
東北大学のサッパシー・アナワット准教授は「津波は地形や方角で高さが変わってくるので、大きな地震のときにはより高い津波がくることを想定し安全に避難してほしい」と話しています。
ソース:NHK ニュース