Hiện Furigana
豊洲市場 都の検証チーム会合 運搬スロープなどで議論
2016-11-29 11:39:28

豊洲市場の問題を検証する東京都のプロジェクトチームの会合が29日開かれ、業者から使い勝手が悪いと指摘が出ている、水産仲卸売場棟の運搬車用スロープなどについて、出席した設計会社が「十分な搬送能力があり、安全性も確保されている」と説明し、理解を求めました。
都のプロジェクトチームは29日、3回目の会合を開き、有識者らが豊洲市場の施設の機能性などについて検討しました。
この中で、有識者からは「豊洲は、築地に比べて広くなったのに、仲卸の各店舗の面積が狭くなっているのはなぜか」と質問したのに対し、都の担当者は「小売など多様なニーズへ対応するための加工施設をつくったほか、配送センターや十分な広さの駐車スペースを確保したためだ」と答えました。
また、市場業者の一部から使い勝手が悪いと指摘が出ている、水産仲卸売場棟の入口に設けられたカーブと同じ、建物内の上下階を結ぶ運搬車用スロープのカーブについても議論し、出席した設計会社の担当者が「いずれも十分な交通処理能力と搬送能力があり、安全性も確保されている」と説明し、理解を求めました。
これに対し、有識者からは「スロープのカーブは渋滞が予想される。設計に無理はないか」といった疑問が出され、設計会社は「時速8キロで設計しており、大きな影響は出ないと考えている」と応じていました。
29日は、小池知事が市場の移転時期を「早ければ来年の冬」と表明してから初めての会合となり、今後の追加工事についての検討結果によっては、移転時期への影響も予想されています。
この中で、有識者からは「豊洲は、築地に比べて広くなったのに、仲卸の各店舗の面積が狭くなっているのはなぜか」と質問したのに対し、都の担当者は「小売など多様なニーズへ対応するための加工施設をつくったほか、配送センターや十分な広さの駐車スペースを確保したためだ」と答えました。
また、市場業者の一部から使い勝手が悪いと指摘が出ている、水産仲卸売場棟の入口に設けられたカーブと同じ、建物内の上下階を結ぶ運搬車用スロープのカーブについても議論し、出席した設計会社の担当者が「いずれも十分な交通処理能力と搬送能力があり、安全性も確保されている」と説明し、理解を求めました。
これに対し、有識者からは「スロープのカーブは渋滞が予想される。設計に無理はないか」といった疑問が出され、設計会社は「時速8キロで設計しており、大きな影響は出ないと考えている」と応じていました。
29日は、小池知事が市場の移転時期を「早ければ来年の冬」と表明してから初めての会合となり、今後の追加工事についての検討結果によっては、移転時期への影響も予想されています。
ソース:NHK ニュース