Hiện Furigana
国連の次期事務総長 地球温暖化対策などに決意示す
2016-12-12 21:55:19

国連では、ことしいっぱいで2期10年の任期を務めたパン・ギムン(潘基文)事務総長が退任し、代わって前の国連難民高等弁務官でポルトガルの首相を務めた経験もある、アントニオ・グテーレス氏が次期事務総長に就任します。
12日に開かれた国連総会では、パン事務総長が地球温暖化対策などこれまでの取り組みを総括したうえで、グテーレス氏が引き続き国際社会のさまざまな問題を解決してくれると確信しているとエールを送りました。
続いてグテーレス氏が国連安保理の各国の代表らと握手を交わしたあと、トムソン総会議長の前で宣誓しました。グテーレス氏は演説の中で、地球温暖化や人口爆発、食糧や飲料水の不足が世界を不安定にしていると指摘したうえで、「加盟国や市民社会、NGOなどの協力なしに国連は人道支援や開発支援を達成することはできない」と述べ、国際社会の協力を呼びかけました。
また、グテーレス氏は報道陣に対し、難民や移民への厳しい規制を訴え地球温暖化対策にも消極的とされるアメリカのトランプ次期大統領について、「世界が直面する難しい課題に連携して対処する意思を伝えたい」と述べ、国連のトップとして引き続きアメリカと協力していく姿勢を強調しました。
12日に開かれた国連総会では、パン事務総長が地球温暖化対策などこれまでの取り組みを総括したうえで、グテーレス氏が引き続き国際社会のさまざまな問題を解決してくれると確信しているとエールを送りました。
続いてグテーレス氏が国連安保理の各国の代表らと握手を交わしたあと、トムソン総会議長の前で宣誓しました。グテーレス氏は演説の中で、地球温暖化や人口爆発、食糧や飲料水の不足が世界を不安定にしていると指摘したうえで、「加盟国や市民社会、NGOなどの協力なしに国連は人道支援や開発支援を達成することはできない」と述べ、国際社会の協力を呼びかけました。
また、グテーレス氏は報道陣に対し、難民や移民への厳しい規制を訴え地球温暖化対策にも消極的とされるアメリカのトランプ次期大統領について、「世界が直面する難しい課題に連携して対処する意思を伝えたい」と述べ、国連のトップとして引き続きアメリカと協力していく姿勢を強調しました。
ソース:NHK ニュース