アレルギーの娘むすめに牛乳ぎゅうにゅう 殺人さつじん未遂みすいの疑うたがいで母親ははおや逮捕たいほ

千葉ちば県けん流山ながれやま市しで、牛乳ぎゅうにゅうアレルギーがある５ご歳さいの長女ちょうじょに牛乳ぎゅうにゅうを飲のませショック症状しょうじょうを起おこさせたとして、３さん５ご歳さいの母親ははおやが殺人さつじん未遂みすいの疑うたがいで警察けいさつに逮捕たいほされました。子こどもにアレルギーの原因げんいんとなる食材しょくざいを摂取せっしゅさせたとして保護ほご者しゃが逮捕たいほされるのは異例いれいだということです。

逮捕たいほされたのは、千葉ちば県けん流山ながれやま市しの会社かいしゃ員いん、佐久さくちはる容疑ようぎ者しゃ（３さん５ご）で、警察けいさつによりますと、１いち１いち日にち、牛乳ぎゅうにゅうアレルギーがある５ご歳さいの長女ちょうじょにおよそ１いち０ぜろ０ぜろミリリットルの牛乳ぎゅうにゅうを飲のませてショック症状しょうじょうを起おこさせたということで、警察けいさつは、生命せいめいに危険きけんが及およぶおそれがあると知しりながら牛乳ぎゅうにゅうを飲のませたのは殺人さつじん未遂みすいの疑うたがいにあたると判断はんだんしたということです。

消防しょうぼうが駆かけつけた際さい、佐久さく容疑ようぎ者しゃは、ショック症状しょうじょうを和やわらげる注射ちゅうしゃ薬やくを長女ちょうじょに打うっていたということで、長女ちょうじょはその後そのご、病院びょういんで手当てあてを受うけ、命いのちに別状べつじょうはないということです。

警察けいさつの調しらべに対にたいし、「医師いしの指導しどうの下した、牛乳ぎゅうにゅうを微量びりょうずつ飲のませる治療ちりょうをしていた」と話はなしているということですが、殺意さついについては供述きょうじゅつの内容ないようが二に転てん三さん転てんしているということです。

佐久さく容疑ようぎ者しゃは、ことしの春はる以降いこう、児童じどう相談そうだん所しょに「育児いくじに疲つかれた」などと訴うったえていたということで、警察けいさつが詳くわしいいきさつを調しらべています。

アレルギーの専門せんもん家かなどによりますと、子こどもにアレルギーの原因げんいんとなる食材しょくざいを摂取せっしゅさせたとして保護ほご者しゃが逮捕たいほされるのは異例いれいだということです。

ソース：NHK ニュース