Hiện Furigana
辺野古の工事再開へ 知事が埋め立て承認取り消し撤回
2016-12-26 06:22:37

沖縄県の翁長知事は、アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐる裁判で敗訴が確定したことを受け、名護市辺野古沖の埋め立て承認の取り消しを撤回しました。沖縄防衛局は、ことし3月以来中断していた移設工事を再開することにしています。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐり国が沖縄県を訴えた裁判で、最高裁判所は今月20日、翁長知事が移設先とされる名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したのは違法だとする判決を言い渡し、沖縄県の敗訴が確定しました。
これを受けて、翁長知事は26日、埋め立て承認の取り消しを撤回する文書を沖縄防衛局に郵送しました。沖縄防衛局は、ことし3月以来中断していた移設工事を再開する方針で、海上の立ち入り禁止区域にフロートを張る作業などを進めることにしています。
翁長知事は、工事を再開する前に県と協議するよう求める文書を併せて送っていて、あらゆる権限を使って移設の阻止を目指すとしています。
これを受けて、翁長知事は26日、埋め立て承認の取り消しを撤回する文書を沖縄防衛局に郵送しました。沖縄防衛局は、ことし3月以来中断していた移設工事を再開する方針で、海上の立ち入り禁止区域にフロートを張る作業などを進めることにしています。
翁長知事は、工事を再開する前に県と協議するよう求める文書を併せて送っていて、あらゆる権限を使って移設の阻止を目指すとしています。
翁長知事「新たなステージで阻止」
沖縄県の翁長知事は、「最高裁判所の判決を受け入れ、新しいステージで改めてしっかりと辺野古に新基地は作らせないようにしたい」と述べました。また、27日に東京で菅官房長官と会談するとしたうえで、「工事の再開は、もっと話し合いをしてからでもよいのではないかと伝えたい」と述べました。
ソース:NHK ニュース