Hiện Furigana
米“ロシアは今後もサイバー攻撃のおそれ”
2016-12-30 05:10:31

アメリカのオバマ政権は、ロシア政府からサイバー攻撃を受けたとして報復措置を取ったことについて、ロシア政府が今後もアメリカやヨーロッパでサイバー攻撃を続けるおそれが高いと指摘し、報復措置の正当性を強調しました。
アメリカのオバマ政権は、ロシア政府がアメリカの大統領選挙に影響を及ぼすため、民主党のコンピューターにサイバー攻撃を仕掛けたなどとして29日、アメリカに駐在しているロシア政府の当局者35人に、国外退去を命じるなどの報復措置を発表しました。
これについて、ホワイトハウスの高官は電話で記者会見し、「ロシア政府は、今後もアメリカやヨーロッパで民主的な選挙に影響をおよぼそうとサイバー攻撃を続ける見通しだ」と述べ、報復措置の正当性を強調しました。
一方、来月20日に大統領に就任するトランプ氏は、29日声明を発表し、「今は、アメリカにとってより大きく有益なことに移行する時期だ」として、ロシアのサイバー攻撃よりもほかに取り組むべき課題があるという認識を示しました。
オバマ大統領が、今回発表した報復措置は次期大統領によって撤回することが可能で、米ロ関係の改善に意欲を示すトランプ氏がサイバー攻撃の問題にどう対処するのかについても注目されています。
これについて、ホワイトハウスの高官は電話で記者会見し、「ロシア政府は、今後もアメリカやヨーロッパで民主的な選挙に影響をおよぼそうとサイバー攻撃を続ける見通しだ」と述べ、報復措置の正当性を強調しました。
一方、来月20日に大統領に就任するトランプ氏は、29日声明を発表し、「今は、アメリカにとってより大きく有益なことに移行する時期だ」として、ロシアのサイバー攻撃よりもほかに取り組むべき課題があるという認識を示しました。
オバマ大統領が、今回発表した報復措置は次期大統領によって撤回することが可能で、米ロ関係の改善に意欲を示すトランプ氏がサイバー攻撃の問題にどう対処するのかについても注目されています。
ソース:NHK ニュース