Hiện Furigana
ボコ・ハラム 女子生徒誘拐から1000日 救出訴え行進
2017-01-09 08:18:18

西アフリカのナイジェリアで、200人以上の女子生徒がイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」に誘拐されてから、8日で1000日となったのに合わせ、支援者たちが女子生徒たちの一刻も早い救出を訴えて行進しました。
ナイジェリアで2014年の4月、イスラム過激派組織ボコ・ハラムが地元の学校を襲撃して、女子生徒200人以上を誘拐したうえ、「奴隷として売り飛ばす」と脅し、国際社会に衝撃を与えました。
事件から8日でちょうど1000日となったのに合わせ、首都アブジャに支援者たちが集まり、市内の大通りを行進して女子生徒たちの一刻も早い救出を訴えました。
誘拐された生徒のうち、これまでにおよそ20人がナイジェリア政府の解放交渉などによって救出されましたが、そのほかの生徒たちの行方は今もわかっておらず、声明を出したブハリ大統領は「少女たちが早く家に戻れることを願っている」として、解放に向けて全力を挙げる考えを示しました。
ナイジェリア北東部を拠点に勢力を拡大してきたボコ・ハラムは、政府軍などの掃討作戦で去年、支配地域の多くを奪われましたが、依然としてテロや襲撃を繰り返していて、現地の治安状況は極端に悪化しています。
事件から8日でちょうど1000日となったのに合わせ、首都アブジャに支援者たちが集まり、市内の大通りを行進して女子生徒たちの一刻も早い救出を訴えました。
誘拐された生徒のうち、これまでにおよそ20人がナイジェリア政府の解放交渉などによって救出されましたが、そのほかの生徒たちの行方は今もわかっておらず、声明を出したブハリ大統領は「少女たちが早く家に戻れることを願っている」として、解放に向けて全力を挙げる考えを示しました。
ナイジェリア北東部を拠点に勢力を拡大してきたボコ・ハラムは、政府軍などの掃討作戦で去年、支配地域の多くを奪われましたが、依然としてテロや襲撃を繰り返していて、現地の治安状況は極端に悪化しています。
ソース:NHK ニュース