Hiện Furigana
宗教が理由で授業を受けないことを裁判所は認めない
2017-01-12 11:30:00

トルコからスイスに来た移民の両親が、2008年、小学校で娘2人に水泳の授業を受けさせませんでした。授業は男の子と一緒なので、イスラム教の考え方に違反するという理由でした。
このためスイスの役所は両親に罰金を払うように言いましたが、両親は「宗教を信じる権利を傷つけた」と裁判で訴えました。しかし、スイスの裁判所は認めなかったため、両親は人権の問題を解決する「ヨーロッパ人権裁判所」に訴えていました。
ヨーロッパ人権裁判所は10日「宗教が理由で、授業を受けないという考え方を認めることはできない」と言いました。そして「学校では子どもが生まれた所や両親の宗教や考え方は関係がない。みんな同じ授業を受けなければならない」と言いました。
ソース:NHK ニュース