Hiện Furigana
南シナ海めぐる首相の外交 「地域に緊張」と中国
2017-01-16 10:42:33

安倍総理大臣が、東南アジアやオーストラリアへの歴訪を通じて、各国の首脳と南シナ海をめぐる問題を協議し、法の支配の重要性などを確認したことについて、中国外務省は「地域に緊張を作り出そうとしている」などと批判しました。
今月12日から、フィリピンやインドネシアなど東南アジア3か国とオーストラリアを歴訪している安倍総理大臣は、各国の首脳との会談で、南シナ海をめぐる問題について意見を交わし、海洋進出の動きを強める中国を念頭に、海洋における法の支配の重要性などを確認しました。
これについて、中国外務省の華春瑩報道官は16日の記者会見で、「南シナ海情勢は、中国とASEAN=東南アジア諸国連合との努力で、安定したよい方向に向かっており、すでに対話を通じて問題を解決する正しい道に戻っている」と強調しました。
そのうえで、「日本の指導者は全力を挙げて、各国に仲たがいをけしかけ、地域に緊張を作り出そうとしている。こうしたやり方は極めて不健全だ」と批判し、日本が南シナ海をめぐる問題に関与することに不快感をあらわにしました。
これについて、中国外務省の華春瑩報道官は16日の記者会見で、「南シナ海情勢は、中国とASEAN=東南アジア諸国連合との努力で、安定したよい方向に向かっており、すでに対話を通じて問題を解決する正しい道に戻っている」と強調しました。
そのうえで、「日本の指導者は全力を挙げて、各国に仲たがいをけしかけ、地域に緊張を作り出そうとしている。こうしたやり方は極めて不健全だ」と批判し、日本が南シナ海をめぐる問題に関与することに不快感をあらわにしました。
ソース:NHK ニュース