Hiện Furigana
投資信託の残高 5年ぶりに前年下回る
2017-01-17 20:54:42

中国の景気減速などを背景に株価が低迷して運用損失が膨らんだことなどから、去年12月末時点の投資信託の残高は、おととしに比べて1兆円余り減っておよそ96兆6000億円となり、5年ぶりに前の年を下回りました。
投資信託は、投資家から集めた資金を国内外の株式や債券に投資して運用する金融商品で、主に個人の投資家向けに販売されています。
投資信託協会によりますと、国内で販売された投資信託の残高は、去年12月末の時点で96兆6415億円と、おととしの同じ時期より1兆1147億円、率にして1.1%減少し、年末の時点としては5年ぶりに減少しました。
これは、中国の景気減速やイギリスが国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱を選択し株価が低迷した影響で、運用の損失が3兆7729億円に上ったほか、日銀が去年2月にマイナス金利政策を導入した影響で国債の利回りが急激に低下し、運用が厳しくなったMMFなどの償還額が2兆1602億円になったためです。
投資信託協会の大久保良夫副会長は「去年の年末ごろからトランプ次期大統領の経済政策への期待から株価は回復傾向にあるが、イギリスのEUからの離脱交渉の行方など、ことしも運用状況は海外情勢に左右されそうだ」と話しています。
投資信託協会によりますと、国内で販売された投資信託の残高は、去年12月末の時点で96兆6415億円と、おととしの同じ時期より1兆1147億円、率にして1.1%減少し、年末の時点としては5年ぶりに減少しました。
これは、中国の景気減速やイギリスが国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱を選択し株価が低迷した影響で、運用の損失が3兆7729億円に上ったほか、日銀が去年2月にマイナス金利政策を導入した影響で国債の利回りが急激に低下し、運用が厳しくなったMMFなどの償還額が2兆1602億円になったためです。
投資信託協会の大久保良夫副会長は「去年の年末ごろからトランプ次期大統領の経済政策への期待から株価は回復傾向にあるが、イギリスのEUからの離脱交渉の行方など、ことしも運用状況は海外情勢に左右されそうだ」と話しています。
ソース:NHK ニュース