Hiện Furigana
トランプ次期大統領「懸命に働く」就任式前に決意
2017-01-19 21:07:02

アメリカのトランプ次期大統領は、就任式を翌日に控えた19日、家族とともに軍用機でニューヨークを離れ、首都ワシントンの近郊にある空軍基地に到着しました。
そして次期政権の閣僚候補や与党となる共和党の幹部たちが集まる昼食会に出席し、「賢い人たちを閣僚に集めた。歴代の政権の中で最もIQが高い」などと述べて閣僚候補を紹介し、会場を沸かせました。
そして、ペンス次期副大統領とともにアメリカの戦没者が埋葬されているアーリントン国立墓地を訪れて花を手向けました。
トランプ氏は、ツイッターで「旅が始まる。国民のためにすばらしい旅になるよう懸命に働く。みんなでアメリカを再び偉大な国にする」と書き込み、大統領就任に向けた決意を示しました。
トランプ氏は翌日の20日、日本時間の21日未明に開かれる就任式で宣誓し、第45代大統領に就任します。
アメリカのABCテレビが今週発表した世論調査によりますと、トランプ氏を好ましくないと答えた人は54%に上り、過去40年の歴代の大統領の中で、就任時としては最も人気のない大統領になると伝えられています。
ワシントンでは、就任式に合わせておよそ100の団体がトランプ氏の就任に反対するデモを行う計画で、厳戒態勢の中で就任式やパレードが行われる見通しです。
そして次期政権の閣僚候補や与党となる共和党の幹部たちが集まる昼食会に出席し、「賢い人たちを閣僚に集めた。歴代の政権の中で最もIQが高い」などと述べて閣僚候補を紹介し、会場を沸かせました。
そして、ペンス次期副大統領とともにアメリカの戦没者が埋葬されているアーリントン国立墓地を訪れて花を手向けました。
トランプ氏は、ツイッターで「旅が始まる。国民のためにすばらしい旅になるよう懸命に働く。みんなでアメリカを再び偉大な国にする」と書き込み、大統領就任に向けた決意を示しました。
トランプ氏は翌日の20日、日本時間の21日未明に開かれる就任式で宣誓し、第45代大統領に就任します。
アメリカのABCテレビが今週発表した世論調査によりますと、トランプ氏を好ましくないと答えた人は54%に上り、過去40年の歴代の大統領の中で、就任時としては最も人気のない大統領になると伝えられています。
ワシントンでは、就任式に合わせておよそ100の団体がトランプ氏の就任に反対するデモを行う計画で、厳戒態勢の中で就任式やパレードが行われる見通しです。
歓迎コンサートで期待の声
首都ワシントンにあるリンカーン記念堂の近くでは、歓迎コンサートが始まり、高校のマーチングバンドなどが演奏を披露していて、トランプ氏の支持者が続々と集まって来ています。
支持者からはトランプ氏に対し、景気や雇用の回復を望む声が相次ぎ、期待の高さを感じさせました。
このうち南部フロリダ州から来た50代の女性は「分断しているアメリカをトランプ氏が結束させてくれるはずです。身内にホームレスがいるので雇用の回復に期待しています」と話していました。
また、南部テネシー州から車を運転して来たという50代の男性は「経済の回復が重要だ。この国は強いリーダーが必要で、期待している」と話していました。
さらに、南部ケンタッキー州の10代の女性は「自分のような若者が大学に行きやすいようにしてもらいたい」と話していました。
支持者からはトランプ氏に対し、景気や雇用の回復を望む声が相次ぎ、期待の高さを感じさせました。
このうち南部フロリダ州から来た50代の女性は「分断しているアメリカをトランプ氏が結束させてくれるはずです。身内にホームレスがいるので雇用の回復に期待しています」と話していました。
また、南部テネシー州から車を運転して来たという50代の男性は「経済の回復が重要だ。この国は強いリーダーが必要で、期待している」と話していました。
さらに、南部ケンタッキー州の10代の女性は「自分のような若者が大学に行きやすいようにしてもらいたい」と話していました。
ワシントンで準備進む中 不審物騒ぎも
首都ワシントンの中心部では、パレードの観覧席や、通行を規制するフェンスなどを設営する準備が急ピッチで進んでいます。
また、ホワイトハウスの周辺では、トランプ氏が掲げる「アメリカを再び偉大にする」という言葉が書かれた帽子やバッジなどが売られていて、全米から訪れた観光客が買い求めていました。
ニューヨークから訪れたトランプ氏の支持者の女性は「最高の気分です。トランプ氏にアメリカを偉大にしてもらいたいです」と興奮気味に話していました。
一方、中心部ではテロなどに備え、警備が強化されています。
現地時間の19日午後、ホワイトハウスからすぐ近くの交差点で、不審なかばんが置かれているのが見つかり、大勢の警察官が出動して一時緊迫した雰囲気に包まれましたが、かばんの中身が調べられた結果、爆発物などは見つかりませんでした。
20日は、ワシントンに警察や州兵などおよそ2万8000人が動員され、厳戒態勢が敷かれる予定です。
また、ホワイトハウスの周辺では、トランプ氏が掲げる「アメリカを再び偉大にする」という言葉が書かれた帽子やバッジなどが売られていて、全米から訪れた観光客が買い求めていました。
ニューヨークから訪れたトランプ氏の支持者の女性は「最高の気分です。トランプ氏にアメリカを偉大にしてもらいたいです」と興奮気味に話していました。
一方、中心部ではテロなどに備え、警備が強化されています。
現地時間の19日午後、ホワイトハウスからすぐ近くの交差点で、不審なかばんが置かれているのが見つかり、大勢の警察官が出動して一時緊迫した雰囲気に包まれましたが、かばんの中身が調べられた結果、爆発物などは見つかりませんでした。
20日は、ワシントンに警察や州兵などおよそ2万8000人が動員され、厳戒態勢が敷かれる予定です。
ソース:NHK ニュース