Hiện Furigana
自衛隊機のスクランブル回数 昨年度1年間を超える
2017-01-20 20:36:54

領空侵犯のおそれがある国籍不明機に対する自衛隊機のスクランブル=緊急発進は、去年4月からの9か月間で883回に上り、昨年度1年間の合計をすでに超えました。特に中国機への対応が大幅に増えていて、防衛省は警戒と監視を続けています。
防衛省によりますと、航空自衛隊の戦闘機が行ったスクランブル=緊急発進は、去年4月から先月までの9か月間で883回と、前の年の同じ時期に比べて316回、率にして56%増えました。これは、昨年度1年間の873回をすでに超えていて、旧ソビエト機が活発だった冷戦期の昭和59年度に記録した過去最多の944回に迫る状況です。
国や地域別では、中国が最も多く644回で、前の年に比べて271回、73%増え、すでに昨年度1年間の回数も上回っています。次いで多かったのがロシアで231回、台湾が6回などとなっています。
中国軍をめぐっては、去年9月から先月にかけて戦闘機を含む複数の軍用機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過したのが相次いで確認されたほか、先月には海軍の空母が東シナ海から初めて太平洋に出たことも確認され、海洋進出が一層強まっています。
防衛省は中国軍が今後、さらに活動を活発化させる可能性もあるとみて、警戒と監視を続けています。
国や地域別では、中国が最も多く644回で、前の年に比べて271回、73%増え、すでに昨年度1年間の回数も上回っています。次いで多かったのがロシアで231回、台湾が6回などとなっています。
中国軍をめぐっては、去年9月から先月にかけて戦闘機を含む複数の軍用機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過したのが相次いで確認されたほか、先月には海軍の空母が東シナ海から初めて太平洋に出たことも確認され、海洋進出が一層強まっています。
防衛省は中国軍が今後、さらに活動を活発化させる可能性もあるとみて、警戒と監視を続けています。
ソース:NHK ニュース