Hiện Furigana
全国で相次ぐ高齢者ドライバーの事故(まとめニュース)
2017-01-24 08:11:09

お年寄りが運転する車が店舗に突っ込んだり、対向車線にはみ出したりする事故があとを絶ちません。こうした中、運転免許証の自主返納といった課題を議論する警察庁の有識者会議が初めて開かれるなど、事故防止策を検討する動きも出ています。今月21日までの1週間に起きた事故のニュースや再発防止に向けた取り組みをまとめました。
(16日)
埼玉県川越市のスーパーマーケットに乗用車が突っ込み、出入り口のガラス製の扉や商品を陳列するケースなどが壊れました。車を運転していたのは近くに住む81歳の男性で、腰に軽いけがをしました。当時、男性は店の向かい側にある駐車場から車を出そうとしていて、警察の調べに対して「駐車場に入ってくる車があったので急いで出ようとしたらアクセルを強く踏みすぎた」と話しているということです。







埼玉県川越市のスーパーマーケットに乗用車が突っ込み、出入り口のガラス製の扉や商品を陳列するケースなどが壊れました。車を運転していたのは近くに住む81歳の男性で、腰に軽いけがをしました。当時、男性は店の向かい側にある駐車場から車を出そうとしていて、警察の調べに対して「駐車場に入ってくる車があったので急いで出ようとしたらアクセルを強く踏みすぎた」と話しているということです。
相次ぐ高齢者の事故

(16日)
埼玉県川越市のスーパーマーケットに乗用車が突っ込み、出入り口のガラス製の扉や商品を陳列するケースなどが壊れました。車を運転していたのは近くに住む81歳の男性で、腰に軽いけがをしました。当時、男性は店の向かい側にある駐車場から車を出そうとしていて、警察の調べに対して「駐車場に入ってくる車があったので急いで出ようとしたらアクセルを強く踏みすぎた」と話しているということです。
埼玉県川越市のスーパーマーケットに乗用車が突っ込み、出入り口のガラス製の扉や商品を陳列するケースなどが壊れました。車を運転していたのは近くに住む81歳の男性で、腰に軽いけがをしました。当時、男性は店の向かい側にある駐車場から車を出そうとしていて、警察の調べに対して「駐車場に入ってくる車があったので急いで出ようとしたらアクセルを強く踏みすぎた」と話しているということです。

(17日)
愛媛県西条市の国道で対向車線にはみ出した乗用車が大型トラックと正面衝突する事故があり、乗用車を運転していた86歳の男性が意識不明の重体になりました。警察によりますと、トラックの運転手は「数十メートル先から乗用車が車線をはみ出して向かってきた。車を止めたが衝突した」と話しているということです。
愛媛県西条市の国道で対向車線にはみ出した乗用車が大型トラックと正面衝突する事故があり、乗用車を運転していた86歳の男性が意識不明の重体になりました。警察によりますと、トラックの運転手は「数十メートル先から乗用車が車線をはみ出して向かってきた。車を止めたが衝突した」と話しているということです。

(17日)
岐阜市のフィットネスクラブの駐車場で、客の76歳の女性が車をバックさせて止めようとしたところ、誤って店舗に突っ込みました。車は、高さ13センチのコンクリート製の車止めを乗り越えて、車体の半分が建物に突っ込んだ状態で止まり、店内にいた女性客2人が軽いけがをしました。運転していた女性は「ブレークとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。
岐阜市のフィットネスクラブの駐車場で、客の76歳の女性が車をバックさせて止めようとしたところ、誤って店舗に突っ込みました。車は、高さ13センチのコンクリート製の車止めを乗り越えて、車体の半分が建物に突っ込んだ状態で止まり、店内にいた女性客2人が軽いけがをしました。運転していた女性は「ブレークとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。

(17日)
福岡市東区でも、94歳の男性が運転する軽トラックがショッピングモールの一角にある店舗に突っ込みました。軽トラックはその後、バックして、近くの駐車場に止めてあったほかの車や自転車にも衝突しました。運転していた男性は頭に軽いけがをしたということで警察が詳しい状況を調べています。
福岡市東区でも、94歳の男性が運転する軽トラックがショッピングモールの一角にある店舗に突っ込みました。軽トラックはその後、バックして、近くの駐車場に止めてあったほかの車や自転車にも衝突しました。運転していた男性は頭に軽いけがをしたということで警察が詳しい状況を調べています。

(20日)
名古屋市東区で駐車場から道路に出ようとした乗用車がバス停に突っ込み、停留所の標識をなぎ倒して止まりました。けがをした人はおらず、運転していた71歳の男性は「歩道の自転車に気付き、ブレーキを踏もうとしたが間違えてアクセルを踏んだ」と話しているということです。
(20日)
和歌山県みなべ町でガードレールに軽乗用車が衝突して止まっているのが見つかり、運転席に乗っていた86歳の男性が死亡しました。現場の道路は緩やかにカーブしていて、警察が事故の原因を調べています。
名古屋市東区で駐車場から道路に出ようとした乗用車がバス停に突っ込み、停留所の標識をなぎ倒して止まりました。けがをした人はおらず、運転していた71歳の男性は「歩道の自転車に気付き、ブレーキを踏もうとしたが間違えてアクセルを踏んだ」と話しているということです。
(20日)
和歌山県みなべ町でガードレールに軽乗用車が衝突して止まっているのが見つかり、運転席に乗っていた86歳の男性が死亡しました。現場の道路は緩やかにカーブしていて、警察が事故の原因を調べています。
初めての有識者会議

(16日)
高齢者ドライバーによる死亡事故が相次いでいることを受けて、警察庁は事故防止の対策を検討する有識者会議を初めて開きました。会議には大学教授や医師、関係する省庁の担当者などおよそ20人が出席し、この中で、75歳以上のドライバーによる死亡事故について警察庁が初めて詳細に分析した結果が説明されました。
それによりますと、おととし1年間に起きた75歳以上のドライバーによる死亡事故は458件で、運転免許証の保有者10万人当たりの件数で比較すると75歳未満の2.4倍に上ったということです。
警察庁は高齢による判断力の低下や身体の衰えなどが背景にあるのではないかと分析していて、会議では今後、運転免許証の自主返納やより効果的な安全教育などの課題について議論を進め、ことし6月をめどに政府への提言をまとめることにしています。
高齢者ドライバーによる死亡事故が相次いでいることを受けて、警察庁は事故防止の対策を検討する有識者会議を初めて開きました。会議には大学教授や医師、関係する省庁の担当者などおよそ20人が出席し、この中で、75歳以上のドライバーによる死亡事故について警察庁が初めて詳細に分析した結果が説明されました。
それによりますと、おととし1年間に起きた75歳以上のドライバーによる死亡事故は458件で、運転免許証の保有者10万人当たりの件数で比較すると75歳未満の2.4倍に上ったということです。
警察庁は高齢による判断力の低下や身体の衰えなどが背景にあるのではないかと分析していて、会議では今後、運転免許証の自主返納やより効果的な安全教育などの課題について議論を進め、ことし6月をめどに政府への提言をまとめることにしています。
雪道で運転講習も

ソース:NHK ニュース