Hiện Furigana
バター不足回避へ 最大で1万3000トンの輸入枠設定
2017-01-27 10:02:30

酪農家の減少に伴って生乳の生産量が落ち込み、国内で生産されるバターが不足がちになっていることから、農林水産省は新年度、最大で1万3000トンの輸入枠をあらかじめ設けて、不足する事態を回避したい考えです。
業界団体が発表した見通しによりますと、新年度の国内のバターの供給量は酪農家の減少などに伴って、原料となる生乳の生産量の減少が続いていることから、6万7600トンと、需要に対し6100トン足りなくなる見込みです。
これを受けて、農林水産省は過去の実績を基に、どれだけバターが足りなくなるおそれがあるのか、より厳しく試算を行い、新年度、最大で1万3000トンのバターを輸入する枠を設けることを決めました。
バターの輸入は、農林水産省が輸入量を決める国家貿易が行われていて、これまでは年に3回、輸入の判断をしていましたが、まとまった規模の輸入枠をあらかじめ設けることで、バターが足りない場合には柔軟に輸入することが可能になるということです。
農林水産省は「台風などの影響で、予想以上に生乳の生産量が落ち込む場合は、今回の枠に加えて追加で輸入することもありうる。機動的に輸入ができるようにして、家庭に十分にバターが届くようにしたい」と話しています。
これを受けて、農林水産省は過去の実績を基に、どれだけバターが足りなくなるおそれがあるのか、より厳しく試算を行い、新年度、最大で1万3000トンのバターを輸入する枠を設けることを決めました。
バターの輸入は、農林水産省が輸入量を決める国家貿易が行われていて、これまでは年に3回、輸入の判断をしていましたが、まとまった規模の輸入枠をあらかじめ設けることで、バターが足りない場合には柔軟に輸入することが可能になるということです。
農林水産省は「台風などの影響で、予想以上に生乳の生産量が落ち込む場合は、今回の枠に加えて追加で輸入することもありうる。機動的に輸入ができるようにして、家庭に十分にバターが届くようにしたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース