Hiện Furigana
トランプ大統領「ばかげた合意」豪難民受け入れ見直しへ
2017-02-02 08:20:39

アメリカのトランプ大統領は、去年11月に前のオバマ政権がオーストラリア政府との間で合意したオーストラリアからの難民の受け入れについて、「なぜ不法移民を受け入れる合意をしたのか。このばかげた合意を調べる」とツイッターに書き込み、見直す考えを示しました。
アメリカの前のオバマ政権とオーストラリア政府は去年11月、中東や東南アジアから船でオーストラリアに入国しようとして拘束された1200人余りのうち、難民として認められた人をアメリカが受け入れることで合意しました。
この合意についてトランプ大統領は1日、みずからのツイッターに「信じられるか?オバマ政権は何千人もの不法移民を受け入れる合意をした。なぜなのか?自分はこのばかげた合意を調べる」と書き込み、合意を見直す考えを示しました。
またアメリカの新聞ワシントン・ポストは、トランプ大統領が先週、オーストラリアのターンブル首相と電話会談し、この合意について「最悪の合意だ」と指摘したうえで「次のボストン爆弾犯をアメリカに送るつもりか」と、難民の中にテロリストが紛れ込んでいるおそれがあるとして非難したと報じました。
さらにターンブル首相が、シリアの内戦などを話題にしようとしたものの、トランプ大統領が応じず会話を打ち切ったため、当初1時間の予定だった会談は25分で終わり、同盟国どうしの首脳会談にもかかわらず敵対的な会話だったと伝えています。
この合意についてトランプ大統領は1日、みずからのツイッターに「信じられるか?オバマ政権は何千人もの不法移民を受け入れる合意をした。なぜなのか?自分はこのばかげた合意を調べる」と書き込み、合意を見直す考えを示しました。
またアメリカの新聞ワシントン・ポストは、トランプ大統領が先週、オーストラリアのターンブル首相と電話会談し、この合意について「最悪の合意だ」と指摘したうえで「次のボストン爆弾犯をアメリカに送るつもりか」と、難民の中にテロリストが紛れ込んでいるおそれがあるとして非難したと報じました。
さらにターンブル首相が、シリアの内戦などを話題にしようとしたものの、トランプ大統領が応じず会話を打ち切ったため、当初1時間の予定だった会談は25分で終わり、同盟国どうしの首脳会談にもかかわらず敵対的な会話だったと伝えています。
豪首相 明言避ける
トランプ大統領のツイッターへの書き込みについて、オーストラリアのターンブル首相は2日、ラジオ番組のインタビューで、「これまで数回にわたりアメリカ政府との間で合意は有効であることを確認してきた」と述べる一方、書き込みそのものについては明言を避けました。
また、トランプ大統領との電話会談の内容については「難民に関する合意を中心にとても率直に話し合った」と述べるにとどまりました。
また、トランプ大統領との電話会談の内容については「難民に関する合意を中心にとても率直に話し合った」と述べるにとどまりました。
メキシコ大統領との会談でも問題発言か
ソース:NHK ニュース