Hiện Furigana
三鷹ストーカー殺人 懲役22年の判決確定
2017-02-08 07:54:39

東京・三鷹市で女子高校生が殺害され、元交際相手の男が殺人やリベンジポルノと呼ばれる行為をした罪などに問われた裁判は、検察側と被告側の双方が上告しなかったため、懲役22年の判決が確定しました。
平成25年、東京・三鷹市で高校3年の女子生徒が殺害された事件では、元交際相手の池永チャールストーマス被告(24)が3年前に開かれた裁判員裁判で懲役22年の判決を言い渡されました。
この時は被害者の画像を流出させたリベンジポルノの行為は罪に問われず、2審で審理のやり直しを命じられた後、追起訴され、再び開かれた裁判員裁判でも懲役22年の判決を言い渡されました。これに対して検察側と被告側の双方が控訴しましたが、先月、2審の東京高等裁判所で退けられ、双方とも上告しなかったため、確定しました。
これを受けて被害者の両親は「刑が軽すぎるという考えは今でも変わりません」などとするコメントを出しました。この中で、両親は、交際していた男女間の事件はほかの事件より刑が軽くなる傾向にあり、裁判員が影響されているとして、「付き合ったことで刑を軽くするのは、加害者を利するだけで全く不公平です」と批判しています。
一方、被害者として裁判に参加したことについては、「参加しなければもっと軽い処罰に終わったかもしれません。むだではなかったという気持ちもあります」とつづっています。
この時は被害者の画像を流出させたリベンジポルノの行為は罪に問われず、2審で審理のやり直しを命じられた後、追起訴され、再び開かれた裁判員裁判でも懲役22年の判決を言い渡されました。これに対して検察側と被告側の双方が控訴しましたが、先月、2審の東京高等裁判所で退けられ、双方とも上告しなかったため、確定しました。
これを受けて被害者の両親は「刑が軽すぎるという考えは今でも変わりません」などとするコメントを出しました。この中で、両親は、交際していた男女間の事件はほかの事件より刑が軽くなる傾向にあり、裁判員が影響されているとして、「付き合ったことで刑を軽くするのは、加害者を利するだけで全く不公平です」と批判しています。
一方、被害者として裁判に参加したことについては、「参加しなければもっと軽い処罰に終わったかもしれません。むだではなかったという気持ちもあります」とつづっています。
ソース:NHK ニュース