Hiện Furigana
東京女子医大 男児死亡の医療事故裁判 医師は争う姿勢
2017-02-09 07:38:22

3年前の平成26年2月、東京・新宿区の東京女子医科大学病院で、首の腫瘍の手術を受けた当時2歳の男の子が、集中治療室で鎮静薬「プロポフォール」を投与され、死亡しました。
「プロポフォール」は人工呼吸器をつけて集中治療が行われている子どもへの使用が原則禁止されていますが、両親は「鎮静薬を使うことについて全く説明がないまま、長時間投与され手術後の管理でも注意義務を怠った」として、手術の執刀医と主治医の2人に1億5000万円の賠償を求めています。
9日から東京地方裁判所で審理が始まり、男の子の父親は「非常に元気だった息子が、入院後たった4日で亡くなった。病院や医師からはこれまでに何の説明もない。なぜ息子が亡くなったのか真実を明らかにしたい」と訴えました。
これに対して医師2人の弁護士は、いずれも訴えを退けるよう求め、今後の審理で具体的な主張を明らかにする考えを示しました。
「プロポフォール」は人工呼吸器をつけて集中治療が行われている子どもへの使用が原則禁止されていますが、両親は「鎮静薬を使うことについて全く説明がないまま、長時間投与され手術後の管理でも注意義務を怠った」として、手術の執刀医と主治医の2人に1億5000万円の賠償を求めています。
9日から東京地方裁判所で審理が始まり、男の子の父親は「非常に元気だった息子が、入院後たった4日で亡くなった。病院や医師からはこれまでに何の説明もない。なぜ息子が亡くなったのか真実を明らかにしたい」と訴えました。
これに対して医師2人の弁護士は、いずれも訴えを退けるよう求め、今後の審理で具体的な主張を明らかにする考えを示しました。
ソース:NHK ニュース