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東京 江東5区 150万人の広域避難に半日程度
2017-02-13 08:11:48

東京の荒川流域の「江東5区」で洪水や高潮が起きた際に、住んでいる区の外への広域避難が必要になると想定されるおよそ150万人の住民について、国の検討会は、ほぼ全員が区の外に避難するのにかかる時間が半日程度に上るという計算結果を公表しました。
これは、海抜が低く洪水や高潮の際に広範囲で浸水が想定される「海抜0メートル地帯」の対策を議論している国の検討会の会合で、事務局を務める内閣府が公表しました。
それによりますと、東京の荒川流域にある江東区や江戸川区などの「江東5区」では、自宅の浸水被害の程度が大きく、住んでいる区の外への広域避難が必要になると想定される人の数が、合わせておよそ150万人に上るということです。
そして、このおよそ9割の人が区の外に避難するのにかかる時間はおよそ15時間と、半日程度が必要になるとしています。ただ、これは、住民が最短ルートで移動し、鉄道も平常の7割で運行しているなど、比較的条件のよいケースを想定したということで、実際には雨や風が強まって鉄道が運休したり、車で避難する人が増えて激しい渋滞が発生したりして、避難に必要な時間が大幅に増える可能性があるということです。
このため検討会では、避難時間を短縮するための具体的な対策について検討し、来年度末をめどに報告書をまとめることにしています。
それによりますと、東京の荒川流域にある江東区や江戸川区などの「江東5区」では、自宅の浸水被害の程度が大きく、住んでいる区の外への広域避難が必要になると想定される人の数が、合わせておよそ150万人に上るということです。
そして、このおよそ9割の人が区の外に避難するのにかかる時間はおよそ15時間と、半日程度が必要になるとしています。ただ、これは、住民が最短ルートで移動し、鉄道も平常の7割で運行しているなど、比較的条件のよいケースを想定したということで、実際には雨や風が強まって鉄道が運休したり、車で避難する人が増えて激しい渋滞が発生したりして、避難に必要な時間が大幅に増える可能性があるということです。
このため検討会では、避難時間を短縮するための具体的な対策について検討し、来年度末をめどに報告書をまとめることにしています。
ソース:NHK ニュース